「観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 冒頭の「映画とは欲望世界の視覚化である」というゴダールの言葉が頭を巡り、BBの美尻から目が離せない。鑑賞中ずっと“ああ、映画だ”と思わせてくれたのは流石ゴダール。」軽蔑(1963) もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 冒頭の「映画とは欲望世界の視覚化である」というゴダールの言葉が頭を巡り、BBの美尻から目が離せない。鑑賞中ずっと“ああ、映画だ”と思わせてくれたのは流石ゴダール。
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①この10月にパリに行った時にお世話になったガイドさんの日本語の生徒さんであるフランス人のご婦人を2名、先週奈良を案内させて貰ったのだけれども、その内のお一人のボーイフレンドがフランスでも高名な映画批評家だったということで、当たり前だが古今東西の映画にお詳しいこと(ビリー・ワイルダー監督を記念しての映画上映会で本物のグロリア・スワンソンにお会いしたことがある、と聞いてぶっ飛びました-ということは私も間接的にグロリア・スワンソンに会ったということ?-ってな訳ねえだろ)。
映画談議が弾んで楽しかったのですが、“来週ゴダールの『軽蔑』を観に行くんですよ”と言ったら“あれは良い映画よ”とのお言葉。
“でもゴダールの映画って難しいんですよね”と言ったら、“ゴダールの映画は考えるより感じるのよ”って仰いました。
本作を観たら確かにそのような気がする。
②ギリシャ哲学を始め色んな古典から引用された台詞が多いけれども、内容は有って無いようなものかな。
ゴダールは本作で映画を作っている人達やその周りの人達を描きながら“映画”を語っているような印象を受ける。
③映画のラスト近くの事故シーンはシモーヌの女としての落とし前の付け方のような気がする。
④なお、フランスの友達によると、今のフランスの若者にとってブリジッド・バルドーは、フランスを代表するセックスシンボルというより、動物愛護熱がヒートアッブしているアブナイお婆さんというイメージらしい。ああ、栄枯盛衰😢
⑤フリッツ・ラング監督はよく出演を承諾したなァ、と思います。
⑥ジョルジュ・ドリリューの音楽もすこぶる宜し。
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