刑事ジョン・ブック 目撃者

劇場公開日:

解説

「誓い」「危険な年」のピーター・ウィアー監督が、ハリソン・フォードとコンビを組んだサスペンスドラマ。アメリカ・ペンシルバニアの片田舎で、文明社会から距離を置き、17世紀の生活様式を守って暮らすアーミッシュ。その村出身の子供サミュエルがフィラデルフィア駅のトイレで殺人事件を目撃する。捜査を担当する刑事ジョン・ブックが、サミュエルと母親のレイチェルを署に連れて聴取を行うと、サミュエルはジョンの同僚刑事のマクフィーが殺人事件の犯人だと告白する。共演にケリー・マクギリス、ダニー・グローバー。

1985年製作/112分/アメリカ
原題または英題:Witness
配給:UIP
劇場公開日:1985年6月8日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第9回 日本アカデミー賞(1986年)

ノミネート

外国作品賞  

第43回 ゴールデングローブ賞(1986年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ハリソン・フォード
最優秀助演女優賞 ケリー・マクギリス
最優秀監督賞 ピーター・ウィアー
最優秀脚本賞 ウィリアム・ケリー
最優秀作曲賞 モーリス・ジャール
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

4.5H・フォード、P・ウィアー、J・シール、長いキャリアの最高作では

2023年1月31日
PCから投稿
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村山章

3.0ハリソンのキャリアの中でも異色の部類

2024年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

まだ評価の定まらない時期のハリソン・フォード主演作で、当時は演技力に多少の疑問符が付き、人気先行型の俳優として扱われていたと記憶している。 内容には触れないが、実に複雑な内面を表現できる演技力が要求される難しい役柄で、話題にはなったがそれほどヒットはしなかったんじゃなかったか。おそらく彼以外の誰が主役を務めても、これほど話題にならなかったし、当然、私も見てみようと思わなかっただろう。 広いアメリカには「アーミッシュ」という村社会が存在し、文明から隔絶された暮らしをあえてしている設定で、そこに刑事として捜査をしに行きやがて彼らと同化する道を選ぶ主人公の生き方は、強く印象付けられた。 ハリソンのキャリアの中でも異色の部類に入るキャラクターだったろう。演技の評価は高かったが興行的に失敗したので、巻き込まれ型のサスペンス映画に大きく舵を切っていったのではないか。 この時代の映画スターに要求されたのは、まるで自分が体験しているかのような臨場感が味わえる等身大の平凡な男の役で、そこにハリソンがうまくハマっていったように思う。だって彼の映画を見ても、機転を利かせて偶然助かった以外に、力業で危機を乗り越えるヒーローのキャラクターは居ないからだ。ハン・ソロとかインディ・ジョーンズは別としてね。

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うそつきかもめ

3.5エアポケット

2024年11月2日
Androidアプリから投稿

そうか、アーミッシュって現代のエアポケット的存在なのか、と思ったけど、警察組織もそれはそれで特殊だよな。

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ouosou

5.0名シーンの数々

2024年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

1985年作。 監督ピーター・ウィアー。 警察サスペンスにしてラブストーリー。 主演のハリソン・フォードがアーミッシュの人妻に惹かれて 触れれば落ちそうな人妻への愛を自制する。 人妻は息子とアーミッシュで生きていくことは、 疑いのない現実。 男は刑事として犯罪に立ち向かい上司の罪を暴かなければならない。 名シーン。 トイレで殺人シーンを目撃した少年の驚きに見開いた大きな瞳。 目ジカラに驚く。 アーミッシュの人妻(ケリー・マクギリス)の形良い小ぶりな乳房の 美しさ。 刑事と人妻がオールディズに合わせてダンスをするシーン。 ラストの穀物倉庫。 トウモロコシの蟻地獄に埋まる犯人。 この映画で初めてアーミッシュという人々を知りました。 ストイックで戒律を重んじ、電気も電話も電気器具も水道も 使わない。 そんなアーミッシュの母と幼い息子が殺人の目撃者となったことから 起こるサスペンス映画。 ケリー・マクギリスは「トップガン」と「刑事ジョン・ブック目撃者」 の2作で、完璧に美しい運命のヒロインです。 名作だと思います。

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琥珀糖