黒い神と白い悪魔

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黒い神と白い悪魔

解説

生活に追いつめられ領主を殺害してしまった貧しい牛飼いのマヌエロは、熱烈な信望者を集める黒人神父と出会い、ともに政府軍と戦うようになる。彼らに所領を荒らされた領主や教会は、名高い殺し屋のアントニオ・ダス・モルテスを差し向ける。ブラジルの新しい映画=シネマ・ヌーボの旗手として賞賛されたグラウベル・ローシャ監督の代表作「アントニオ・ダス・モルテス」と対をなす姉妹編。1985年日本公開。2011年、ローシャ監督没後30年を記念した「グラウベル・ローシャ・ベスト・セレクション」にて、118分の完全版としてリバイバル。

1964年製作/118分/ブラジル
原題:Deus e o Diabo na Terra do Sol
配給:日本スカイウェイ、アダンソニア
劇場公開日:2011年6月18日

スタッフ・キャスト

監督・脚本
製作
ルイス・アウグスト・メンデス
グラウベル・ローシャ
ジャルバス・バルボサ
原案
グラウベル・ローシャ
パウロ・ジル・ソアレス
撮影
バルデマール・リマ
美術
パウロ・ジル・ソアレス
編集
ラファエル・フスト・バルベルデ
グラウベル・ローシャ
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受賞歴

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映画レビュー

4.0"サタナイス"

2023年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

寝られる

アントニオ・ダス・モルテスが登場する度に流れるテーマ曲がカッコいい、ナレーションで語る代わりに歌で物語を表現する手法が古いようで斬新に感じる、場面ごとに長尺で台詞の少ない演出が多く退屈になりながらも、映し出される映像が絵画のようでいちいち格好良くて魅了されてしまう、権力と戦う弱者である民衆が陥る洗脳としか思えない神の存在、正しいのは何方であるのか判断出来ない、単純に思える物語がありながら登場人物の放つ言葉で徐々に難解さが際立つ、グラウベル・ローシャの作品は『狂乱の大地』しか観たことはなかったが空撮が好きな監督だなぁ、と、主人公であるマニュエルの薄情すぎる行動だけは最後までブレることはなく、ラストにローザを置き去りにする場面は難しく観ていながらも笑ってしまった!?

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