グレムリンのレビュー・感想・評価
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スピルバーグマジック
とても可愛いモグワイを飼うには、光を当ててはいけない、水にぬらしてはいけない、深夜に食べ物をあげてはいけない、この三つを守ること。
守れなかった場合は恐ろしいことが起きる。
怪奇映画もスピルバーグの手にかかれば家族向けのファンタジーに変身する。
クリスマスは楽しくない
序盤のインディー・ジョーンズもどきの看板。登場人物のドクター・モロー。ところどころに映画のオマージュが感じられる。主人公が銀行員ビリーという大人にしてあるが、かなりこどもっぽいのが欠点か。『スタンド・バイ・ミー』でも活躍したコリー・フェルドマン中心にしたほうが良かったのかもしれない。失業問題や自殺などの社会問題もさらりと取り入れてあるのは中々。発明市でゴーカートを運転しているスピルバーグもいい!
オリジナルのギズモが自分の身から出た悪魔を申し訳なく思う表情が可愛いですよね、悪くないのに。酒場で人間の真似をするグレムリンたち、特にハードボイルド風に決めている奴とフラッシュダンスのパロディが最高だ。
クリスマスの映画やTVがかなり取り入れられたりしていますが、基本的には、クリスマスは楽しいことばかりじゃないというメッセージもあるような気がする(特にフィービー・ケイツの悲しい話や失業・自殺の話など)。
〈1984年12月映画館にて〉
ルールを守る事がどれだけ大事かを、教えられる。
久しぶりに思い出して、何となく再鑑賞。ホラー映画を子供向けにコミカルに。怖いけれど何処か憎めないグレムリン達。CGが無かった時代の手本の様なSFXが素晴らしい。
80年代という制作時の古臭さは否めないが、とても30年以上昔とは思えないクオリティ。CGではないモグワイの動きの絶妙なリアルさ、表情や仕草がなんとも言えない味があり可愛い。
一つずつルールを再確認させられる展開、わかりやすい伏線も子供とドキドキしながら。昔はレーティングが無いので、若干エグいシーンもあるが良いスパイスとして。
是非、フルCGでリメイクして欲しい作品。
That's a real Gremlns in my car! まさかのMade in China.
懐かしの「グレムリン」。子供の頃以来ン十年ぶりに観てみました。メチャメチャ久しぶりなのに、なんとなく音楽は記憶にあります。子供の頃の印象ってスゲェ!ってか結構ホラーな演出だったんですね。そりゃ子供の頃は恐かった訳だ。
モグワイがキモ可愛いですね。ちゃんと言葉を喋ってる!知力高いな!モグワイの購入先がチャイナ・タウンなんで、まさかの中国製品!?流石、中国。ヤバい物作ってます。
意外と男の子が大きかったんですね。もっと高校生辺りかと思ってたら立派な社会人なんで20歳前後でしょうか?お母さんがグレムリンに対してミキサーかけたり、レンチンしたりと容赦ないのが笑えましたww事情はどうであれ結構酷いな!バーで働いてたヒロインはグレムリンにもしっかり接客してました。分け隔てなく接客できるって接客業の鏡や!
でもモグワイって実際にペットにするとなると、けっこう大変ですよね。「水ダメ」はどれぐらい厳しいのでしょうか?たまには洗ってあげないと何だかんだで生物なんで、絶対臭くなるでしょうし。濡れタオルで拭くぐらいだったら大丈夫?
日光で溶けるのも厄介です。部屋のカーテンが開けられない!モグワイがいる限り昼間もずっと薄暗い家になってしまいます。うっかりカーテン閉め忘れて家に帰ったらモグワイ溶けてましたってなったら、下手に可愛いだけあってトラウマになりそう。
夜食もNGならその辺に食べ物置いとけないですし。凶暴化されたら後片付けが大変です。うーん、いくら可愛いといっても個人的には飼うのは遠慮しておきたいかも?
子供向けなのかよくわからない
久しぶりに鑑賞したが、記憶していたよりもグロくて残虐なシーンが多いことに気づいた(笑)
自分は子供のときに何度も見ていたが、子供に自信を持って薦められるかと言われるとかなり微妙。
例えば、この年代のクリスマスコメディ映画であるホーム・アローンなどとノリが近い映画であるように感じるものもあるが、こちらはコメディというよりホラーのテイストが強いので大人向けなのだと思う。
でも、クリスマスに見る映画としては面白い。
「うげぇ、何あれ気持ちワリー」とかいいながら、みんなで見るのも楽しい映画なので自分は好き。
とにかく可愛い
僕の記憶の中では
グレムリン達は喋ってなかったと思うのだけど、
久しぶりに子どもたちと観たらめっちゃ喋ってた。
可愛さは変わらずだった。
CGにはない存在感。
ぬいぐるみ的温もりを感じられた。
カメラワークもCG全盛の今にはない工夫があって、
楽しかった。
映画マンたちの工夫や技術にみんなで作ってる感じが
して映画って良いなぁと思いました。
とは言うものの、
CGでバリバリ動くギズモも見てみたい。
今じゃ考えられないお母さんの残虐性が一番怖かった。
これを自分が子どもの頃普通に観てたんだと思うと、
規制やなんやらで厳しいんだなと思った。
創意工夫と絶妙なバランス感
1984年の作品。
当然CGなんて使われていないのですが、この完成度。
グレムリン達の見せ方や造形に様々な創意工夫が為されていて、全く古さを感じさせない。
ビリーパパの発明品(いちいち笑わせてくれる)、今は普通に商品化されてる物も多いけど、当時は夢のアイテムだったのだろうな、、、。
フッターマンの外国製商品に対する不満は貿易摩擦の描写だし、金融システムへの風刺、多民族国家であるからこその新しいカルチャーや人種問題への畏怖等、様々なメタファも織り交ぜ、ヘビー過ぎるクリスマスの思い出話(コレ聞いた時のビリー、ドン引きしてるよねw )やママンのグレムリン退治描写(害虫退治するとき、ああいう咄嗟の残酷さ出ますよね、、 )等、ひとつ間違えば突散らかしただけで終わってしまいそうな要素を絶妙なバランスで構成して、ファミリー向けホラーに仕立て上げたバランス感覚は本当に素晴らしい。
歴史的資料の価値もある名画です。
懐かしい。大学に入って映画にはまりだした頃の作品。今見てもやっぱり...
懐かしい。大学に入って映画にはまりだした頃の作品。今見てもやっぱり面白い。ギズモ、かわいいのか、そうでもないか、微妙なところが良い。
しかし、ところどころ本当にブラックですよね、そこが楽しい。お母さんのグレムリン退治が強烈インパクト。
大好きなビバリーヒルズコップの面々も出演してたんですね。ビリーが本作のビリーにビリーと声を掛けたとこ、私的におおうけ。
2作目の印象があまりない。見たのかな?確かめよう。今年、3作目が公開されてたんですね。これまた印象が全くない。なぜだろう(笑)
グレムリン
チャイナタウンの骨董屋で発明家ペルツァーが手に入れた不思議な動物モグワイ。
彼はそれを息子ビリーへクリスマス・プレゼントとして贈るが、
モグワイには、
水に濡らさないこと、
太陽光線に当てないこと、
真夜中すぎにエサを与えないことの三つの誓いが必要だった。
だが、
この誓いが破られた時、
可愛いモグワイは恐るべき凶悪な怪物グレムリンへと増殖していく。
かくして平和な田舎町キングストン・フォールズは悪夢のクリスマスを迎えることになるのだ。
とにかくギズモが可愛すぎる。
同時にフィービー・ケイツも可愛かった。
水に濡らさない、
真夜中過ぎに餌を与えない、
光に当てない、
このモグワイを飼う3つの注意事項がとても上手く活用されていて面白い。
クリスマスに起こった大騒動がテンポ良く描かれていて、
箱庭のような町がパニックになる展開が上手に描かれていました。
お母さんがキッチンでグレムリンを次々にやっつけていく所はとても面白い。
ジェリー・ゴールドスミスによるテーマ曲も、
一度聴いたら忘れません。
当時クリスマスシーズンに公開された本作ですが、
同時に「ゴーストバスターズ」「ゴジラ」が公開されて、
3G決戦と言われてました。
全然、古びてない
大人が観ても新鮮で子供向けのようで人は殺すし残忍過ぎる性格のグレムリンが楽しいし映像もショボくなくて寧ろ今の時代だからこそ新しい。
映画館で白雪姫を観ているグレムリンの群れなんか最高だし刑務所を抜け出した囚人みたいだ。
とにかく素行の悪さが逆に愛らしくて気持ち悪いよか可愛く思えてくるキャラが堪らない。
良い子過ぎるギズモも可愛いケド。
元の飼い主に謝る前に主人公家族は町全体に謝罪しなければならないし多大なる損害を与えているのにラストのホノボノとした感じは何か腹が立つし死人も出てる訳で罪は重い。
親父の発明に文句一つ言わない健気な奥さんがグレムリンを一人で三匹も退治する逞しさ。
幼稚園児から小学低学年の子供たちに観せるべき映画だし80年代のアメリカ映画はそんなんがゴロゴロある。
とにかくモグワイとグレムリンのデザインキャラが素晴らしく永遠に廃れないでしょう。
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