「レーナード・スキナード」クリムゾン・タイド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
レーナード・スキナード
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結局は馬の話で決着がついた。ジーン・ハックマンの艦長がちょっと危ないアメリカ人気質を表していて、デンゼル・ワシントンが慎重派のアメリカの良心のような性格。両者はヒロシマ、ナガサキの原爆に対する考え方も違っていたが、実際のアメリカ人の多数はハックマンなのだろう。ここには製作者側の意志が感じられず、問題提起しているだけのように感じた。とにかく、一番問題になっていたのは指揮官の命令に従うかどうかだった。
閉塞感、緊張感は醸し出しているものの、中盤からかなり平坦になり、つまらなくしている。ヴィゴ・モーテンセンの苦渋の表情やラストの兵士たちの歓喜の声が印象的だった。アラバマという名前の原潜だから、やはり「スウィート・ホーム・アラバマ」が聞ける。
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kossyさんのコメント
2020年5月8日
巫女さん、最近はこの手の戦争映画が多いですよね~
いかにして交戦しないか!
そのパターンはけっこう昔からあったけど、もしかして確立させたのは007シリーズかな~とも感じました。まだ空母いぶきは見てません!!