グリマーマンのレビュー・感想・評価
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沈黙じゃないセガール映画
キリストの磔を模した殺人事件。最近では『クリムゾン・リバー2』でも宗教がらみの殺人事件があった。サスペンスとアクション、1度で2度美味しい映画を目指したのだろうか、結局サスペンス部分はわけがわからない(2回目だったのに・・・)。
「セサミ・ストリートか!ここは」で大爆笑だった。
朝日シネマにて観賞
セガールがバディコップ物とサイコスリラー物の両方に挑んだ意欲作…に見えていつものセガール映画。相棒との掛け合いも一方通行で、チームワークを活かしたアクションも無し。
最後の仇敵との対決が作品の肝。敵の乱打と蹴りを捌くセガールが熱く、人性でたった一度、映画観ながら拳を振り上げてしまった。
ブライアン・コックス、ボブ・ガントンと脇役が渋い。
誰彼かまわずやっつける
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
格闘だけに留まらず、建物から縄を使って降りたりしてまだ若いセガールの活劇は動きがいい。セガールの無茶振りに巻き込まれて銃撃されて最後には「電話も伝言もファックスも伝書鳩もいらない」と一切の連絡を拒否する相棒の黒人刑事もなかなかの活躍だったが、この滑稽さをもっと最初から出していればさらに楽しかっただろう。機関銃を撃たれても当たらない等の相変わらずのありえない無敵ぶりを示すし、物語のご都合主義はいつもどおりだけど、敵の親玉と殺し屋を離反させる作戦もあって楽しめた。
意外と面白かったB級アクション映画
沈黙のシリーズで強い男を演じるスティーブン・セガール。 同時期?の作品なのか、刑事アクション版である。
ストーリーは途中からほぼ想像できる明快なものであるが、悪人をセガールが力で退治する(ほぼ殺して)現代西部劇を表したB級映画。
期待しないで見れば飽きずに最後まで見れると思います。 相棒の黒人の役者さんキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズが良かった。
暴力を楽しんでいる
凄腕刑事のセガールが、犯人を逮捕する祭に「そんなんじゃ足りないお前の全力はこの程度か」と挑発して自分に挑ませ最終的には素手でぶっ殺す。正義も何も描いていない清々しさがあった。セガールのアクションは空手なのだろうか、相手に攻撃させて捌く動作がまずあって、葦原空手なのかな。
炸裂、セガール拳。
これぞ、セガール拳!!という代表的な作品。
ちょっぴりクライムサスペンス、ちょっぴり猟奇的殺人事件。
しかし、それはあくまでオマケ。
本筋は、恐ろしいくらいに強いセガールと、若き日のセガールのキレのあるアクション。
相手のパンチをいなし、捌き、拳を叩き込む一連の流れはジェット・リーのクンフーにも引けを取らない。
堂々たる体躯に、余裕のある構え、悪党をせせら笑いながらぶちのめす姿は、まさにスティーブン・セガール。
こういうセガールをまた観てみたいけれど、太りすぎてるからなあ・・・
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