クリーン、シェーブン

劇場公開日:

クリーン、シェーブン

解説

幻覚や幻聴に悩まされながらも娘を探し続ける統合失調症の男を、徹底的に抑制されたトーンで描いたサスペンスドラマ。ピーターは自分の頭に受信機、指に送信機が埋め込まれていると信じており、頭の中に流れ込んでくるノイズに常に苦しめられている。施設を出た彼は、里子に出された娘を捜すため故郷の町へ帰るが、幼児連続殺人事件を追う刑事から容疑者として目をつけられてしまう。主演は「ユージュアル・サスペクツ」「テスラ エジソンが恐れた天才」のピーター・グリーン。撮影監督としてフレデリック・ワイズマンに師事し、ミュージックビデオなどを手掛けてきたロッジ・ケリガンの長編監督デビュー作。1993年に製作され、日本では96年に劇場公開。2021年8月、25年ぶりにリバイバル公開。

1993年製作/79分/PG12/アメリカ
原題または英題:Clean, Shaven
配給:アンプラグド
劇場公開日:2021年8月27日

その他の公開日:1996年9月21日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1993 DSM III Films, Inc. (C) 2006 Lodge Kerrigan. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0【”僕は、クリーンだ。と死に際に男は言った。”全編に漂う尋常でない不穏感が印象的な哀しき作品。観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。】

2024年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

■頭の中には受信器が、指には発信器が埋め込まれていると信じているピーター(ピーター・グリーン)。
 正体不明の声やノイズが聞こえ、精神は錯乱していた。
 施設を出た彼は、里子に出された娘ニコールを捜すために帰郷するが、図らずも連続幼児殺人犯として追われることになってしまう。

◆感想

・観ていて、気分的にキツイ映画である。

・不穏な音楽、ピーターが妄想の果て自分の爪を剥がすシーンや、カミソリで頭を切ろうとする姿。

<今作が長編初監督のロッジ・ケリガンに、今作の製作意図を聞いて見たくなる作品。とはいえ、観る側に与える心理的インパクトは非情に大きい映画である。>

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NOBU

3.5予想だにしないラスト

2021年10月20日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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チェザーレ

4.0痛い!

2021年9月19日
Androidアプリから投稿

21119.肉体的にも精神的にも痛みが刺さる。彼を取り巻く世界も、あちらこちら壊れている

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movie

3.5統合失調症の代表的な症状である、幻聴、幻覚、妄想をリアルに描いた作品。

2021年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

統合失調症の代表的な症状である、幻聴、幻覚、妄想をリアルに描いた作品。

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Yoshi K