「【”ベルリンのグランド・ホテルには職業も貧富も様々な人が来て、去って行く。”今作は”グランド・ホテル形式”という言葉を生み出した逸品である。三谷幸喜監督が毎晩泣きながら観ている作品でもある。(嘘)】」グランド・ホテル(1933) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ベルリンのグランド・ホテルには職業も貧富も様々な人が来て、去って行く。”今作は”グランド・ホテル形式”という言葉を生み出した逸品である。三谷幸喜監督が毎晩泣きながら観ている作品でもある。(嘘)】
■ベルリンのグランド・ホテルには、様々な人々が訪れる。
・人気の落ちたバレリーナ、グルシンスカヤ(グレタ・ガルボ)
・彼女の首飾りを狙う泥棒、ガイゲルン男爵(ジョン・バリモア)
・会社の経営が危機に陥った実業家プレイジング(ウォーレス・ビアリー)と彼が雇った女性速記者、フレムヒェン(ジョーン・クロフォード)と経理係のクリンゲライン(ライオネル・バリモア)
◆感想
・上記の方々が、様々な事情を抱えつつベルリンのグランド・ホテルに宿泊し、繰り広げられる人間関係。
ー それは、時に粋であったり、思惑を含めて居たり・・。-
・今作をこよなく愛する三谷監督が、一時期夜な夜な今作を観て完成させた映画が、「The 有頂天ホテル」である事は万民が知ることであろう。
<曰く有り気なベルリンのグランド・ホテルに宿泊した人々の喜怒哀楽の人生を、一日の出来事で描いた作品。
この作品に影響を受けた映画は数知れずである。
そういった意味でも、今作は貴重な作品であると、私は思います。>
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