「闘技場の迫力はさすが」グラディエーター kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
闘技場の迫力はさすが
続編の鑑賞に備えて復習。当時映画館で観たんだっけ、というくらい鑑賞時の記憶がない。観ていると他の映画の記憶と混ざっているシーンもあって少々戸惑った。
ローマ帝国の将軍が死刑から逃れ、グラディエーターとして奴隷から復讐を目指すという流れ。ちょっと「ベン・ハー」っぽい。多少大雑把な脚本であったが、将軍マキシマスの誠実さ、コモドゥスの野心や嫉妬、ルッシラの愛情などが絡み合っていて面白かった。コロッセウムの歓声の迫力もいい。続編が楽しみになってきた。
少し調べてみると、ここらへんの時代を描いた「ソード&サンダル映画」なるジャンルがあることを知った。そしてこの「グラディエーター」が「ソード&サンダル映画」の新しい流れを作ったことも。たしかに「トロイ」とか「アレキサンダー」「キング・アーサー」なんかもあって、そこらへんの映画のワンシーンを混同していたのだろう。
ラッセル・クロウが主演だったことは覚えていたが、対決するローマ皇帝(コモドゥス)をホアキン・フェニックスが演じていたことはすっかり忘れていた。2人とも若い!
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