「これで「グラディエーターⅡ」を観られるぞ。」グラディエーター Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
これで「グラディエーターⅡ」を観られるぞ。
10月24日(木)
「グラディエーターⅡ」の公開に先立ち、24年前の前作が4K版で2週間限定で再公開。本日が最終日。24年前の公開時に未見だったので、1日1回朝の時間帯での上映劇場が多いため午後の時間帯で上映しているユナイテッド・シネマ浦和で鑑賞。
映画は映画館で観るのを基本としているので、配信で観る事はない(今のところ)。DVDやBDも所有しているのは劇場で観た作品が殆どで、作品の存在を知らず「アイアンクロー」の公開を機にここのレビュアーさん達のお勧めで即買いして鑑賞した「ファイティング・ファミリー」などは異例である(プロレスものでフローレンス・ピューが主演だったからね)。
1980年代は年に3~400本を劇場で観ている事もあったが、自身の病気での入院や両親の介護等で観ていない時期は本当に観ていない。今年の2月に未見だった「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」を25年後に劇場で観る事が出来、こういった再公開はありがたい。
ローマ帝国軍の将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)は、勇猛果敢に合戦の先頭に立ち帝国軍を勝利に導く。皇帝アウレリウス(リチャード・ハリス)は、そんなマキシマスに次期皇帝の座を譲ろうとするが、王子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は父を殺し皇帝の座を奪い、反抗するマキシマスと妻子を抹殺するよう命じる。殺されるところを逃げ出したマキシマスは妻子を救おうと故郷に向かうが、故郷の我が家で妻子は焼かれ吊されていた。傷ついたマキシマスは捕らわれ奴隷商人プロキシモ(オリバー・リード)に買われ剣闘士(グラディエーター)として生きる事になる。奴隷の剣闘士同士は殺し合いをさせられ勝ったものだけが生き残る、観衆は勝負に賭けるのだ。強い剣闘士は人気者だ。優秀な軍人のマキシマスは相手を倒し勝ち続ける。
不満を持たせないよう、或いは不満を持つものにはガス抜きが必要だ(中国や北朝鮮にも見られる手法だ)。ローマの民にも不満を持たせないようにコモドゥスもコロセウムで剣闘士を闘わせる。ローカルで優秀な剣闘士のマキシマスはローマへ送り込まれる。正体を知らないコモドゥスは地方から来た剣闘士達を集団で自軍に殺させ見世物にしようとするが、圧倒的に不利な状況をマキシマスの指揮のもと戦術で勝利する。皇帝の前で仮面を取ったマキシマスは名乗るがローマの民に声援を送られる英雄マキシマスを殺す事が出来ない。
コモドゥスは、姉ルシラ(コニー・ニールセン)の意見は聞いていたが、姉がマキシマスを愛していた事に嫉妬し、ルシラの息子のルシアスの命をたてにルシラに言うことを聞かせようとする。自分の子を産めというのだ。
コモドゥスの卑怯な策略にもめげず、剣闘士マキシマスは勝ち続ける。コモドゥスは自らマキシマスと戦うが、闘いの前にマキシマスを刺し深手の傷を負わせて自分が勝てる状況で対決する。しかし、妻子の復讐を果たすためマキシマスは全力でコモドゥスを倒し、自らも絶命する。ローマの民はマキシマスを讃える。マキシマスの魂はあの世の妻子と再会する。
ラッセル・クロウが素晴らしい(アカデミー賞主演男優賞を受賞)。若きホアキン・フェニックスの変質的な息子も見事だったが、奴隷商人を演じたオリバー・リードの存在感も圧倒的だった(彼の遺作となった)。ハンス・ジマーの音楽も良く、2時間35分の時間を感じさせない没入感を得られた。
よし、これで「グラディエーターⅡ」を観られるぞ。マキシマスの名が出ても、ルシラやルシアスが登場しても話に付いて行けそうだ。観られて良かった。
24年後!どんだけ私は生きてるんだとショック&びっくりです。何歳になっても人間、その人って基本的に変わらないなあ、にちょっとしたがっかりしたり、いろんなことを思う今日このごろです。なんかもう死んでもいいかなと思うほど、満足してるし幸せ、一歩でカンタンに死ねないし、自分で死ぬのはたまたま近いところにそう言う人が数人いて、だからそれはしない。しない方がいいと思ってます。10月と相性がわたしは都でもって悪い!やっと終わり11月になるのでホッとしています
皆さん、グラディエーター準備すごーい!私は家でサブスクでぼんやり見てました。でも!見て良かったです、見ないよりも!グラディエーターⅡ@映画館が今からとっても楽しみますです!