「主人公の誠実さが凄い。」グラディエーター てつさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の誠実さが凄い。
妻子を奪われた将軍がコロセウムで闘う剣士に身を落とし、全てを奪った皇帝に復讐する物語。
2000年に公開されたこの映画、前評判を一切気にせず初めて鑑賞したが、エンタメ作品としてかなりクオリティの高い作品だと感じた。
甲冑を身に纏う兵士とその装具、土埃の舞うコロセウム、そこに暮らす人々の生活用具の細かな一つ一つまでかなりこだわって作られているだけあって、“作られてる感“が全く感じず、そのスケールの壮大さに驚いた。
テンポ感がよく、3時間の上映時間があっという間に感じた。
愛する人に思いを寄せる切ない時間は泣けるし、メリハリの効いたアクションの激しさがまた印象的だった。
まさにスペクタクルという表現がぴったりな名作。
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