「慕われる人はどこでも慕われる!」グラディエーター リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
慕われる人はどこでも慕われる!
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リバイバル上映で初めて鑑賞。
ラッセル・クロウのための映画ですね〜!
将軍時代も皆の列を歩く時掛け声とともに慕われているのが分かる強い将軍だし、
奴隷になってもこちらは歩兵隊、敵は馬車隊という無理ゲーを押し付けられたら自然と「隊列を組め!!」「陣を乱すな!!」など味方をまとめてしまう頼もしさ。
群衆を味方に付けることのできる主人公のキャラクターが分かりやすく、ただただラッセル・クロウのカッコ良さと強さを際立たせる良い作品でした!!
敵役の新皇帝がま〜あ分かりやすいボンクラ金持ち息子って感じで、こちらも俳優さん良い演技でした!!お前どんだけ姉さん大好きシスコンなんじゃ〜!とツッコミどころ満載で(笑)まぁ、大昔のエジプトやらヨーロッパのハプスブルク家やら、わりと王族は近親結婚する時代もあったでしょうから、時代背景的にはありっちゃありなんでしょうけど、
姉弟で子ども生まれたら病気に弱いとか何かしら悪い影響を持って生まれてきてしまう可能性高いから、君の血が1000年も続かんよ?と新皇帝に教えてあげたくなりました。
劇中ではコロッセオに出されたトラが思いっきりグラディエーターに刺されて息絶えていましたが、今の時代だったらあからさまに動物を傷付ける描写は出来ないだろうし、エンドロールに「動物への危害は加えられていません」みたいなお知らせ流さないといけないと思うけど、それが無くてOKな時代の製作だったんだな〜と思いました。
男女関係なく第一子、または年長から順に皇位を継承出来るならお姉さんが女王になれたのに〜とも思いつつ、往年の名作を楽しみました。
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