グラスハープ 草の竪琴
劇場公開日:1998年5月30日
解説
田舎町を舞台に少年と彼の育ての親代わりの中年女性の交流を綴ったハートフル・ロマン。トルーマン・カポーティの自伝的な同名小説を、「星に想いを」のヴェテラン俳優ウォルター・マッソー(本作では助演)の息子であるチャールズ・マッソーの監督で映画化(本作が長編劇映画デビューにあたる)。脚本は「夜の大捜査線」のスターリング・シリファントと、カーク・エリス。撮影は「チャイナタウン」のジョン・A・アロンゾ。音楽はパトリック・ウィリアムス。出演は「リトル・オデッサ」のエドワード・ファーロング、『ツイン・ピークス』のパイパー・ローリー、「JFK」のシシー・スペイセク、「パウダー」のショーン・パトリック・フラナリーはじめ、「ラブリー・オールドメン」のジャック・レモン、「ニクソン」のメアリー・スティーンバーゲン、「未来は今」のチャールズ・ダーニングらが顔を見せる。
1995年製作/103分/アメリカ
原題または英題:The Grass Harp
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:1998年5月30日
あらすじ
1940年代。コリン(エドワード・ファーロング)は母の死後、父親のいとこの独身姉妹ドリー(パイパー・ローリー)とヴェレーナ(シシー・スペイセク)にひきとられた。杓子定規で仕事一辺倒なヴェレーナと対照的に、ドリーは繊細でロマンティックな心の持ち主。コリンはいつしかドリーと彼女の親友でメイドのキャサリン(ネル・カーター)と多くの時間をすごすようになる。そんなある日、ドリーが草原でとった薬草からつくる薬をめぐってヴェレーナともめたドリーは、コリンとキャサリンと共に家を出て、森のムクロジの樹の上で生活を始めることに。その家に集まってくるライリー(ショーン・パトリック・フラナリー)ら外れ者たち。なかでも妻を亡くしたクール判事(ウォルター・マッソー)はドリーと心を通わせる。やがてヴェレーナのほうから折れて彼らは家に戻った。だが、ドリーはほどなく急死、コリンは彼女に教えてもらった人々の思い出を語り続けるという草の竪琴に思いをはせながら、ひとり旅立つのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- チャールズ・マッソー
- 脚本
- スターリング・シリファント
- カーク・エリス
- 原作
- トルーマン・カポーティ
- エグゼクティブプロデューサー
- ジョン・ウィンフィールド
- ソロモン・ル・フロア
- マイケル・メンデルソーン
- 製作
- チャールズ・マッソー
- ジェリー・トコフスキー
- ジョン・デイビス
- 撮影
- ジョン・A・アロンゾ
- 美術
- ポール・シルバート
- 音楽
- パトリック・ウィリアムズ
- 編集
- シンディ・レヴィン
- チム・オミーラ
- 衣装デザイン
- アルバート・ウォルスキー
- 字幕
- 小飯塚真知
-

Collin Fenwickエドワード・ファーロング
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Dolly Talboパイパー・ローリー
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Verena Talboシシー・スペイセク
-

Judge Charlie Coolウォルター・マッソー
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Morris Ritzジャック・レモン
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Riley Hendersonショーン・パトリック・フラナリー
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Sister Idaメアリー・スティーンバージェン
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Catherine Creekネル・カーター
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Amos Legrandロディ・マクドウォール
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Reverend Busterチャールズ・ダーニング
-

Sheriff Juniusジョー・ドン・ベイカー
-

Maude Riordanミア・カーシュナー
-

Narratorボイド・ゲインズ
アメリカン・ヒストリーX
キャリー
ジョーカー
ラ・ラ・ランド
天気の子
万引き家族
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
この世界の片隅に
セッション
ダンケルク





