キング・オブ・ハーレーのレビュー・感想・評価
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実話としての説得力
トラウマを抱えた潜入捜査官、チャーリー・シーンの映画を観るのもいつぶりか、バイカーの服装やスタイルに不満はないが、乗っているバイク、やはり古めかしいチョッパーを駆る姿を見たい。
インディアン描写も軽々しく、この監督はアメリカの文化やバイカーの習性なんかを理解していないような、安っぽく感じられる演出と、単なるアクション映画としてしか映らない。
マイケル・マドセンは相変わらずの渋い存在感で好演しているが、これ実話として映画化した覇気が感じられない、原作本として読んだ方がリアルを感じられるのでワ?
チャーリーシーンの格好良さは控えめ
犯罪集団であるバイカーの組織に潜入した警官の物語。
チャーリーシーン主演の犯罪アクションです。当時人気絶頂だったチャーリーシーンにハーレーダビッドソン。格好良さを前面に出した軽い映画だと想像して鑑賞したのですが、思いのほかハードな作品でした。
アクションではなく「潜入捜査がばれること」「悪に染まり自分を見失うこと」の恐怖を描こうとしていたように思えます。
ただ、砂漠特有の開放的な明るさでしょうか?ハーレーの醸し出す爽快感のせいでしょうか?ディパーテッドに見られるような、暗い海の底にいるような恐怖を感じることはできませんでした。
事実を基にした作品のようですが、少し残念です。
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