キング・オブ・ハーレー

劇場公開日:

解説

暗い過去を背負ったおとり捜査官がカスタムメイドのハーレーに跨がり、麻薬組織撲滅に挑むバイク・アクション。監督、 脚本は「レッド・オクトーバーを追え!」などの脚本で知られるラリー・ファーガソンで、本作が監督デビュー作。多くの事件を解決してきた実在のおとり捜査官ダン・ブラック(本作の技術アドバイサーでもある)の実話をもとにしている。製作は「愛を殺さないで」のジョン・フィードラーと「キングの報酬」のマーク・ターロフ。撮影は「メイフィールドの怪人たち」のロバート・スティーヴンス。音楽はコリー・レリオスとジョン・ダンドレアが担当。主演は「ホット・ショット」のチャーリー・シーン。「クィーンズ・ロジック 女の言い分・男の言い訳」のリンダ・フィオレンティーノ、「レザボア・ドッグス」のマイケル・マドセンらが共演。

1993年製作/アメリカ
原題:King of Harley
配給:松竹富士
劇場公開日:1993年5月29日

ストーリー

アリゾナの警官ダン・サクソン(チャーリー・シーン)は、猟銃を乱射しているアパッチ族の老呪術師まやかしチャーリー(リノ・サンダー)に自分の影に怯えて影を捨てた勇者についての神話を聞く。その事件直後、署長と対立し免職になったダンは、彼の過去を知る州検事局特捜課のブライス(コートニー・ヴァンス)に麻薬おとり捜査官として選ばれた。ダンは凶暴なリーダー、ブラッド(マイケル・マドセン)率いる、麻薬と武器の密売ルートを仕切っている暴走チームジャッカルズに潜入し、持ち前の腕と度胸で信頼を得て次々と証拠を入手することに成功するが、その一方で自分が闇の世界に引き込まれつつあることに恐怖を感じ始める。そんな中、ダンは写真家のルネ(リンダ・フィオレンティーノ)と恋に落ちた。カリフォルニア、アリゾナ、ネヴァダ三州に渡る麻薬密売組織の一斉検挙が始まり、ダンは逮捕状を手にブラッドの住むトレーラーに単身乗り込んでいった。ダンは自分の正体を明かし、ブラッドと銃で対決して見事に彼を仕留め、暴走族たちは次々と検挙されて作戦は成功となったのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0見た。

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

1.5実話としての説得力

2020年11月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

トラウマを抱えた潜入捜査官、チャーリー・シーンの映画を観るのもいつぶりか、バイカーの服装やスタイルに不満はないが、乗っているバイク、やはり古めかしいチョッパーを駆る姿を見たい。

インディアン描写も軽々しく、この監督はアメリカの文化やバイカーの習性なんかを理解していないような、安っぽく感じられる演出と、単なるアクション映画としてしか映らない。

マイケル・マドセンは相変わらずの渋い存在感で好演しているが、これ実話として映画化した覇気が感じられない、原作本として読んだ方がリアルを感じられるのでワ?

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万年 東一

3.0チャーリーシーンの格好良さは控えめ

2020年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

犯罪集団であるバイカーの組織に潜入した警官の物語。

チャーリーシーン主演の犯罪アクションです。当時人気絶頂だったチャーリーシーンにハーレーダビッドソン。格好良さを前面に出した軽い映画だと想像して鑑賞したのですが、思いのほかハードな作品でした。
アクションではなく「潜入捜査がばれること」「悪に染まり自分を見失うこと」の恐怖を描こうとしていたように思えます。

ただ、砂漠特有の開放的な明るさでしょうか?ハーレーの醸し出す爽快感のせいでしょうか?ディパーテッドに見られるような、暗い海の底にいるような恐怖を感じることはできませんでした。
事実を基にした作品のようですが、少し残念です。

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よし

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