キラーコンドーム
劇場公開日:1999年1月30日
解説
凶悪な殺人コンドームが巻き起こすパニックをブラックユーモアたっぷりに描いたホラーの珍品。ラルフ・ケーニッヒによるカルト的人気コミックの映画化。キラーコンドームのクリーチャー・デザインは「エイリアン」「スピーシーズ」のH・R・ギーガー。SFXは「死の王」の監督であるユルゲ・ブットゲライト。監督はマルティン・ヴァルツ。脚本はケーニッヒとヴァルツ。製作は「ノストラダムス」のハロルド・ライへブナー。製作総指揮は「デッドマン・ウォーキング」のラルフ・S・ディートリッヒ。撮影はアレクサンダー・ホーニッシュ。美術はアギ・ダバーハ。編集はジモーヌ・クリアー。衣裳はアンヤ・ニーハウス。出演はウド・ザメール、ぺーター・ローマイヤーほか。
1996年製作/107分/ドイツ
原題または英題:Kondom des Grauens
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:1999年1月30日
ストーリー
ニューヨーク。場末のホテルで女子学生を連れ込んだ大学教授のペニスが食いちぎられる事件が発生。ホモセクシャルの刑事ルイジ・マカロニ(ウド・ザメール)は事件の起きたホテルで美少年ビリーとコトに及ぼうとしたところ、突如歯を剥き出したコンドームに襲いかかられた。間一髪で助かったマカロニは、無関心なニューヨーカーを尻目に捜査に乗り出し、キラーコンドームの正体が消化器官のない人造の合成生物だと知る。事件の背後には天才科学者ボリス・スミルノフ博士なる人物がいるらしい。そんな矢先、金髪ギャルと一発かまそうとした大統領候補ディック・マクガヴァンがキラーコンドームの餌食となる。ここに至って大パニックとなるニューヨーク。事件を遣い続けるマカロニの前に立ち塞がるキラーコンドームを操る女性至上主義者の一団。かくして大騒動の末、キラーコンドームとマカロニの戦いが始まるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーティン・ヴァルツ
- 脚本
- ラルフ・コニング
- マーティン・ヴァルツ
- 原作
- ラルフ・コニング
- エグゼクティブプロデューサー
- ラルフエス・ディートリッヒ
- 製作
- ハロルド・ライヘブナー
- クリーチャー・デザイン
- H・R・ギーガー
- 撮影
- アレクサンダー・ホーニッシュ
- 美術
- アギ・アリアンサイチャン・ダワーチュ
- 音楽
- エミル・ビクリツキー
- 編集
- シモーヌ・クリアー
- 衣装デザイン
- アンヤ・ニーハウス
- 特殊効果
- ジャーグ・ブタゲリット