CUBEのレビュー・感想・評価
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CUBEの原点
これまでもシリーズ化され、多くの作品が上映されてきた中、昨年、日本でも、菅田将暉や杏、岡田将生等が出演してリメイクされた、『CUBE』の原点となった20年以上前の作品。低予算ながらも、世界的にも大ヒットし、積み重なるCUBEの部屋からの息詰まる脱出劇を描いた、密室スリラーだ。
目が覚めたら、CUBEに閉じ込められていた6人。何故、こんなところに閉じ込められたのか理由も分からないままに、CUBEの各面に1つずつ付いている6個のハッチを開いて、隣のCUBE に移りながら、脱出を試みようとする。しかし、各CUBEには、人を切り刻む殺人のトラップが数多く張り巡らされていた。パニックに陥り、互いに対しても疑心暗鬼となる中で、一人、また一人と、CUBEのトラップの餌食となっていく。
暫くすると、そこに集められた人々には、それぞれに、脱出するための術を持つ役割があることに気づくいていく。リーダーとして6人を叱咤激励し、まとめようとする者。CUBEに書かれている数列の意味に気づく者、その数列を因数分解して罠のあるCUBE を見破る者等。互いの力を持ち寄って、安全なCUBE の法則を探り当て、脱出を試みる様子を、スリリングに描いいていく。
密閉された極限空間の中で、命の危機に晒されたら、通常は善人として振舞う人々も、その奥底には、「自分だけは…」と思う、人のエゴイズムの本能が沸々と湧き上がってくる。特に、ラストで唯一助かった者が、そうした人間の醜さから一番かけ離れた存在であったことが、人としての生き方を訴える、この作品のテーマであったように、私は感じた。
この作品が、現在まで数多くシリーズ化されてきた魅力とは、そうした人間の本来の姿をあからさまにする事で、何かしらの戒めと共感を呼んだのかもしれない。
誰のための映画?
ソウを薄っぺらくした作品
25年ぶりに再会
短時間で楽しめる、古さを感じさせないシチュエーションスリラー。
天才的発想で作られた映画
10年以上前に初めて見た時面白すぎて衝撃を受けた。
狭い部屋の中で繰り広げられる人間模様。
現実離れした設定なのに、キューブ内のルールが作り込まれているからすごくリアルに感じる。
オチも最高。
続編も悪くないけど、1作目が1番好き。
最近アマプラで見返したけど、やっぱり面白かった。
元祖をみなくっちゃ!
普通に面白い
やっぱり面白い
今は亡きシネヴィヴァン六本木にて鑑賞
リメイク版とは監督の才能の差が顕著
菅田将暉主演のつまらないリメイク版のオリジナルです
元祖だから初めて目にした新鮮さは想像できます
センスもいい
キューブも心なしか大きいですね
6人が選ばれた背景も薄々わかってくるし、推理の楽しみもある
ホラー感もいい感じ
緊張感、恐怖感の演出もうまい
死亡フラグがわかりやすいのがたまにキズかな
でも、主役の意外性がまた謎をよぶんだなあ
突然の豹変
なんなんだコイツ
コイツ、警官と違うんじゃないか
きっとあのパターンですよ、なんて
経験と推理がフル回転
面白いですよ
結局なんだったんだろう
適材適所のメンバーを人為的に組ませていることから、なにかのオーディションかもしれない
クリアーすればサバイバルなミッションが待っているとかね
続編に期待してしまいます
なんだ、リメイク版はどこをとっても元祖に負けてるやん
恥ずかしげもなくよく公開したものだ
立方体ラビリンス
"CUBE" シリーズ第1作。
Netflixで鑑賞(吹替)。
目覚めたらそこは、謎の立方体ラビリンスの中。ある法則によって成り立ち、正しい箱を見極めて移動しなければ、待ち受けている死のトラップによって命を失ってしまう。
あゝ理不尽。集められた者は何故ここにいるのかの理由も分からず、見ず知らずの他人と行動しなければならない。やがてエゴが爆発し、醜い争いと猜疑が彼らを包み込み…
スリルを高めていく演出が巧みで引き込まれました。凄絶なトラップを掻い潜りながら極限状態で繰り広げられるサバイバルにハラハラ。最後まで目が離せませんでした。
※修正(2023/03/09)
古さを感じない密室ミステリーサスペンス
人間の本性剥き出しの脱臭劇
経歴年齢もバラバラの6人からなる脱出劇。皆が個性豊かでそれぞれの特異な能力を併せ持っている。しかし、次第に精神的疲労により本性が剥き出しとされてゆくが、、
生きがいとないと口にしていた男は何故外に出るのを躊躇ったのか。キューブの中にいる時は外に出ると生きたいという強い意志があったが皮肉にも外に出ることによりそれが消失してしまうからのか。また、社会の一部に組み込まれてキューブのように全体を理解する事なく働き続ける故なのか。
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