ギャングランド カポネが最も恐れた男

劇場公開日:

解説

アル・カポネの右腕でもあったギャング、ヴァーン・ミラーの死をめぐるドラマで、製作はアン・ブルック・アシュレイ、監督・脚本は本作がデビューになるロッド・ヒュイット、撮影はミッシャ・ススロフ、音楽はトーマス・チェイスが担当。出演はスコット・グレン、バーバラ・ストックほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Gangland: The Verne Milles Story
配給:東北新社=松竹富士
劇場公開日:1988年11月5日

ストーリー

かつてサウス・ダコタで警官を務めていたヴァーン・ミラー(スコット・グレン)は、公金横領の罪で2年間の服役を終えた25年、ギャングとして生まれ変わった。やがて彼の悪名は時のドン、アル・カポネ(トーマス・G・ウェイツ)の耳にも届き、カポネに呼び出されたヴァーンはすぐさま一家の右腕となり、カンサス・シティの裏の治安を任されることになる。極悪非道の反面、紳士的な一面も持つ彼は、ナイトクラブの歌手ヴァイ(バーバラ・ストック)のもとでひとときの安らぎを得ていた。が、やがて仲間のナッシュ(ソニー・カール・デイヴィス)を助けるために、後に“カンサス・シティの大虐殺”と呼ばれる無謀な護走車の襲撃に出るが、結局多数の死者を出し当のナッシュも死に、傷を負ったミラーは警察からもカポネからも追われることになる。そしてヴァイたちを伴った逃避行の末に、ヴァーンは33年11月29日、死体となって発見されるのだった。

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