劇場公開日 1998年5月2日

ガタカのレビュー・感想・評価

全103件中、41~60件目を表示

4.5強く生きる

2020年8月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

遺伝子操作が可能になり、産まれた時には適合なのか不適合なのか差別される近未来SF。
遺伝子操作というSF的な要素に実験的要素を感じる世界観がSF好きの自分にはたまらん!そして作風は静かで人間ドラマが中心の「静かなるSF」(自分で勝手に作った造語)
これだけでも最高なのに、ストーリー展開がサスペンスやラブストーリー、人情などの作品を盛り上げる要素がたっぷり!
終盤には伏線回収もあり、ラストはジーンとくる。
欲を言えば視覚効果に物足りなさを感じたけど、昔の映画なので仕方ない。
観終わってから知ったけど、今作はアンドリュー・ニコルのデビュー作らしい。
これでデビュー作って凄いな…
ってことでアンドリュー・ニコルは注目監督の1人になりました。

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Pegasus

4.0夢がかなって悲しくなる

2020年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

古い映画で、内容は忘れていました。
当時は近未来を見せてもらったような気持ちになったと思います。
今では希望をかなえた不適正者の夢が悲しく思えます。
なぜか、学生時代の夢を見ました、若くして隠居生活をすることになったことを話しています。
楽な生活ですが、なぜか悲しくなりました。
目覚めて、自分が老人になっていることに気付いて安心しました。

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ひろたん

5.0おうち-250

2020年5月9日
Androidアプリから投稿

興奮

知的

SASUKEのゴールも、「反り立つ壁」を超えてからこそ。

ジェローム・ユージーン・モロー
IQ★★★★★
運動能力★★★★★
視力★★★★★
名前のセクシーさ★★★★★
顔面偏差値★★★★★★★★★★★★★★★(測定不能)

いや、ジュード様が王子様すぎて。なにこのきれいな瞳。横顔。声も好き。ブリティッシュ・イングリッシュも好き。全部好き。ハゲても好き。これだけ好きなのに今さら隠れケツアゴだって気づいたけど、好き。
そして、全ての24ヲタの涙をかっさらっていったジョージ・メイソンさんことザンダー・バークレーさん、これまたいい役で出演されてます。

細胞レベルで適正者(エリート)か不適正者か選ばれ、寿命や病気になる確率もわかってしまう近未来。
不適正者として生まれたヴィンセント(イーサン)が、適正者しかなれない宇宙飛行士になるため、適正者かつ王子様のジェローム(ジュード様)の血液で入社試験という名の血液検査をクリア。
適正者ジェロームと偽り、入社するけど、その会社で殺人事件が起き、不適正者が犯人と推定され、、、という話。

小さい頃から適正者の弟より何もかも劣った自分を認めつつ、夢を諦めないヴィンセント。
細胞レベルでは叶わなくても、努力で人一倍頑張るヴィンセントに、自らは描けなかった、夢に生きる人生を託したジェローム。
このジェロームの献身的な支えが切ない。毎日採血して、採尿して、皮膚片や髪の毛を採取して、運動の心拍数も提供。ヴィンセントにスポットが当たりがちだと思うけど、ジェロームのルーティーンも並大抵のことではない。
SFであり近未来という舞台でありながら、衣装がクラシカルだし、コンピュータの画面の画素数も粗く、車も宙を飛ばないしタッチパネルもないし自動運転じゃない、その他技術も近未来というより2020年からしても結構前に感じる(もちろん公開されたのは1998年なのですが)。
それはきっと、「自分の人生を生きろ」、「運命は自分の手で拓け」、「不可能なんてない、出来ないと決めつけるから出来ないだけ」という普遍的なメッセージが、いくら先端技術が繁栄した近未来でも受け継がれるように、というメッセージなのではないかな、と勝手に推測。

壁にぶち当たったり、ライバルとの差を見せつけられたりして、落ち込んでも、目指す「上」があるからこそ努力するんですね。

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かいり

4.5とうとう我が地にもコロナ襲来。息子が受験の為極力出歩きたくない。急...

2020年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

とうとう我が地にもコロナ襲来。息子が受験の為極力出歩きたくない。急遽年休、録画消化あるのみ。

BS12字幕版鑑賞。本日のベスト。苦手なSF。だが、これはそこに留まらない人間ドラマだ。
遺伝子操作が可能となった未来、完璧な子どもを産めるように。そこでは自然分娩による者は生まれながらの不適合者。そんな不適合者に未来はあるのか?友情、恋愛、そして夢。
これ以上は言うまい。見れば分かる、その素晴らしさ。NASAも認めた現実的なSF映画第1位。見ずにはおれまい。

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はむひろみ

4.0スタイリッシュ

2019年7月3日
iPhoneアプリから投稿

再鑑賞。すごく洗練された静かな映像が美しい作品です。若きイーサンとジュードの美しさも見どころです。諦めないで努力すれば夢は叶うというメッセージ性も伝わってきます。ラストの潔いよい決断が切ないですね。

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サラ

3.5遺伝子

2019年4月29日
iPhoneアプリから投稿

優良か?って民主主義の否定か?
でも面白いよこれ。

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マルボロマン

4.5名作。遺伝子により差別されるのが当たり前になっている近未来SF。 ...

2018年9月20日
PCから投稿

名作。遺伝子により差別されるのが当たり前になっている近未来SF。

遺伝子操作により生まれた適正者、自然に生まれた不適正者には優劣があきらかで不適正者にははじめから就く事が出来ない職業というのもある。主人公ヴィンセントは不適正者だが、ブローカーから適正者のDNAを買い生体偽装をして宇宙飛行士を目指す。いろいろゴタゴタもあるが、本人の努力で宇宙飛行士の能力を勝ちとる。

身分なんて関係ないぜ。社会と戦うとかじゃなくて自分自身との戦い。

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collectible

4.5「欠点ばかり探すのに必死で気付かなかったろう。可能なんだ」「戻ることなど考えず必死に泳いだ」台詞一つ一つに痺れる。

2018年9月2日
Androidアプリから投稿

名言ばかりの傑作。時代を感じさせないクラシックSF。
遺伝子によるカーストが成立し、科学的に差別が行われるある意味でディストピアな未来。そんな社会で差別される側に生まれた主人公が、協力者を得て努力を行うこで夢を叶える物語。そう長くはないお話だが、そのメッセージ性や台詞一つ一つに込められた重さのようなものを感じられる。
現代社会でも偏見や差別は横行している。だけどそれに負けるか抗うかは本人次第である。主人公はたまたまの偶然に協力者を得たが、その偶然をチャンスとして活かす努力が行えるか否かもまた、本人次第なのだ。

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Ko Fu

3.0深い… 深過ぎて頭が追いつかないまま終わった ラストにどんな意味が...

2018年7月18日
iPhoneアプリから投稿

深い…
深過ぎて頭が追いつかないまま終わった
ラストにどんな意味があるのか調べたら
色々な考察が出て来て、
こんな考え方もあるのだな!
と見た後も楽しめた
他の部分そんなだけど
ラストがとても好きだ
てかジュードロウなんや
大人になったらもう一回みなきゃ

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こな

3.5あまり多くは語らない人達ばかり

2018年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

体制や運命に抗い夢を叶えた主人公と、挫折や諦めや期待を抱えながら主人公を見守った人々。兄より優秀と決まっていたはずの弟、夢に破れた過去を持つ友人、主人公を羨む同僚、秘密に気付いた人など、あまり多くは語らない人達ばかりだが、いろいろ複雑な気持ちが入り交じっていた。
淡々とした進行だけどサスペンスな展開に、レトロフューチャーな美術など、なかなか良かった。

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有無

4.0★涙が…

2018年6月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

★昼にワンダーを観に行き、泣いて来て、帰ってから、ガタカを観ました。ワンダーと正反対で、可哀想でラストは涙無くしては観られません。
良い作品でした。

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seiyo

3.0期待未満。

2018年4月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

古さを一切感じさせない映画でした。
BGMは少なく静かでメッセージ性があり、
センスのあるシーンも存在します。
しかし、ストーリーが気になりました。
警察の捜査が単純で都合の良く進みます。
主人公にあまり興味が湧きませんでした。
サスペンス感もあんまりなかった。
地味な映画です。

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金のバロット

4.0現実になりそうな世界。 コンピューターが古臭いのが笑える。

2018年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

現実になりそうな世界。
コンピューターが古臭いのが笑える。

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まるぼに

3.5噛めば噛むほど系

2018年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

可能性、という言葉。
負け犬だと思っていた主人公が、可能性を信じて頑張る。

生まれながらもう、能力なんて決まっている。私はある程度それを最近認めざるを得ませんでした。
でも、この映画を見て、何となく星空を見たくなりました。
地球の人口よりも多い星たち、そこで選ばれた?地球。
存在するということこそ、「選ばれた証」なのだと・・・
少し経って思ったというか。
(この映画は後からじわじわ来る系)

ヒロインが典型的な「恰好良い系」なので、そこが浮いてしまって残念・・・。

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ひぃちゃん

4.0『努力に勝る天才なし』をうまく表現している。 科学が進歩しても人に...

2017年11月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

『努力に勝る天才なし』をうまく表現している。
科学が進歩しても人に意思がある限り、未来は捨てたもんじゃない。

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じゅんぺい

3.5思ったほどでもなかった。

2017年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

思ったほどでもなかった。

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ポケ

4.0まぁまぁ

2017年10月28日
Androidアプリから投稿

幸せ

興奮

難しい

こういう展開が好きです。

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ユーキン

2.5観てからガタガタ言おう

2017年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

説教臭さは鼻につくのだが(苦笑)、ただ、映像自体は大変クオリティが高い作品。一連のコロンビアピクチャー→ソニーピクチャー配給の、あの乾いたレトロフューチャー感のある現代アート的世界観はここで爆発していたように思われる。
ストーリー内容は、もう有名なSFサスペンスなので割愛するが、優生思想が根幹になってしまった未来というシチューションは、多分、だれもが描くディストピアだろうし、そうしてそのディストピアを望んでいなくても無意識に心を掴まれ続け離して貰えない悪魔の思惑なのだから、それが現実と成る世界は確実に訪れる筈だ。望まないモノに成る。。。戦争然り、自然災害然り、こうして人間の負の思想、マイナス思考が科学万能の未来を構築していく原動力となる。
そんな世界の中でも、抗う者達、そしてその抗いに感動し、賛同し、協力していく人達。ピュアなままに、夢に向かって突き進む人に、そのファンは自分たちの人生を乗せたくなる。。。ん?これって、某国会議員上西女史の話とリンクするような・・・具体的な手助けがあるのかどうかわからんが、やはりファンは多い方がいいだろうね(苦笑)
ストーリー展開は、そういう自分の頑張りに共鳴した周りの人達に助けられて、夢を実現するという話なのだが、やはりこの作品のキモは、いわゆる『スペースオペラ』的な雄大な時間が流れるSF大作とは逆ベクトルのミニマム的、しかし充分現実性の高いストーリーを宇宙ではなく室内での設定で展開していくことが確立された作品なのだろうと思う。それには前述にあるとおり、かなり高度な美術的要素も必須である。レトロでもポストでも、とにかく観客がそれをスタイリッシュと思える、そういう作品の代表なのである。

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いぱねま