ガタカのレビュー・感想・評価
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「欠点ばかり探すのに必死で気付かなかったろう。可能なんだ」「戻ることなど考えず必死に泳いだ」台詞一つ一つに痺れる。
名言ばかりの傑作。時代を感じさせないクラシックSF。
遺伝子によるカーストが成立し、科学的に差別が行われるある意味でディストピアな未来。そんな社会で差別される側に生まれた主人公が、協力者を得て努力を行うこで夢を叶える物語。そう長くはないお話だが、そのメッセージ性や台詞一つ一つに込められた重さのようなものを感じられる。
現代社会でも偏見や差別は横行している。だけどそれに負けるか抗うかは本人次第である。主人公はたまたまの偶然に協力者を得たが、その偶然をチャンスとして活かす努力が行えるか否かもまた、本人次第なのだ。
深い… 深過ぎて頭が追いつかないまま終わった ラストにどんな意味が...
深い…
深過ぎて頭が追いつかないまま終わった
ラストにどんな意味があるのか調べたら
色々な考察が出て来て、
こんな考え方もあるのだな!
と見た後も楽しめた
他の部分そんなだけど
ラストがとても好きだ
てかジュードロウなんや
大人になったらもう一回みなきゃ
あまり多くは語らない人達ばかり
体制や運命に抗い夢を叶えた主人公と、挫折や諦めや期待を抱えながら主人公を見守った人々。兄より優秀と決まっていたはずの弟、夢に破れた過去を持つ友人、主人公を羨む同僚、秘密に気付いた人など、あまり多くは語らない人達ばかりだが、いろいろ複雑な気持ちが入り交じっていた。
淡々とした進行だけどサスペンスな展開に、レトロフューチャーな美術など、なかなか良かった。
期待未満。
古さを一切感じさせない映画でした。
BGMは少なく静かでメッセージ性があり、
センスのあるシーンも存在します。
しかし、ストーリーが気になりました。
警察の捜査が単純で都合の良く進みます。
主人公にあまり興味が湧きませんでした。
サスペンス感もあんまりなかった。
地味な映画です。
噛めば噛むほど系
可能性、という言葉。
負け犬だと思っていた主人公が、可能性を信じて頑張る。
生まれながらもう、能力なんて決まっている。私はある程度それを最近認めざるを得ませんでした。
でも、この映画を見て、何となく星空を見たくなりました。
地球の人口よりも多い星たち、そこで選ばれた?地球。
存在するということこそ、「選ばれた証」なのだと・・・
少し経って思ったというか。
(この映画は後からじわじわ来る系)
ヒロインが典型的な「恰好良い系」なので、そこが浮いてしまって残念・・・。
観てからガタガタ言おう
説教臭さは鼻につくのだが(苦笑)、ただ、映像自体は大変クオリティが高い作品。一連のコロンビアピクチャー→ソニーピクチャー配給の、あの乾いたレトロフューチャー感のある現代アート的世界観はここで爆発していたように思われる。
ストーリー内容は、もう有名なSFサスペンスなので割愛するが、優生思想が根幹になってしまった未来というシチューションは、多分、だれもが描くディストピアだろうし、そうしてそのディストピアを望んでいなくても無意識に心を掴まれ続け離して貰えない悪魔の思惑なのだから、それが現実と成る世界は確実に訪れる筈だ。望まないモノに成る。。。戦争然り、自然災害然り、こうして人間の負の思想、マイナス思考が科学万能の未来を構築していく原動力となる。
そんな世界の中でも、抗う者達、そしてその抗いに感動し、賛同し、協力していく人達。ピュアなままに、夢に向かって突き進む人に、そのファンは自分たちの人生を乗せたくなる。。。ん?これって、某国会議員上西女史の話とリンクするような・・・具体的な手助けがあるのかどうかわからんが、やはりファンは多い方がいいだろうね(苦笑)
ストーリー展開は、そういう自分の頑張りに共鳴した周りの人達に助けられて、夢を実現するという話なのだが、やはりこの作品のキモは、いわゆる『スペースオペラ』的な雄大な時間が流れるSF大作とは逆ベクトルのミニマム的、しかし充分現実性の高いストーリーを宇宙ではなく室内での設定で展開していくことが確立された作品なのだろうと思う。それには前述にあるとおり、かなり高度な美術的要素も必須である。レトロでもポストでも、とにかく観客がそれをスタイリッシュと思える、そういう作品の代表なのである。
クラシックSFの傑作
遺伝子操作が当たり前になり、人生の全てが遺伝子で決められてしまう世界
遺伝子的不適格者が努力で適格者になろうとする話
今でこそ有りがちなこの設定に90年代で挑んでいたことを賞賛すべき
非常に無機質で乾いた世界観もクラシックSFならではの趣があってノスタルジックな気分に浸れた
世界観に合わせて進行するストーリーもこれまた淡々としていて現代SFとは一線を画していると感じた
ラストには思わず涙腺が緩み、程よい余韻にも浸れて良作
深い・・・
映画好きの友人お勧め作品という事で観ました。
古い映画ですが全く古さを感じないです。
SF物で遺伝子操作により管理された近未来の話。
遺伝子で「適正者」と「不適正者」に分類され人生が決まっちゃうなんて恐ろしいけど将来有り得る内容ですよね。
主人公:ヴィセントの努力は凄いと思うし、同感します。
ヴィセントとジェロームの信頼と友情も見所だと思います。
職場の医者がずっと前から偽物って気づいてたけど
黙っていた・・というのも驚いた。
彼の努力を陰ながら応援していたんですね。
こういうのグッとくるゎ・・(TдT)
最後ジェロームはどうして、その選択をしたんだろぅ?
そこだけ謎です。1年待ったらヴィセントは帰ってくるのに。
一緒に宇宙へ旅立ったんだ・・と推測したいと思います。
本当に良作品です。SF物だけど、どちらかといえば人権侵害とか
格差社会を問題視した社会派ドラマに近い作品に思います。
勧めてくれた友人に感謝ですね。
とても心に残る作品でした。
色んな人にお勧めしたいです♥
いい話だが、やっぱ納得行かない
いい話だった。
ラスト、本物ジェロームが自殺しなければ。
ヴィンセントの為にしたんだろうが、夢を貰ったならそっから這い上がれよ!って言いたくなった。そんなにあまくはないのは分かってるが、やっぱヴィンセントが努力して寿命や頭脳や体力をどうにかしたように、ジェロームにもその奇跡が欲しかった。見たかった。
宇宙に飛び立った友人の日陰になるんじゃなくて、どこか遠い地で、科学の発展してない土地で、新しくジェロームとしてやり直して欲しかった。
やっぱそこがひっかかる。
ヴィンセントは本当に凄い。彼の努力にはグッと来るものがあった。だから医者が実は気付いてたってシーンは本当に良かった。
彼女が何も聞かず合わせてくれたとこもね。ショックだったろうに。
そしてあわよくば、
最後はヴィンセントの正体が世間にばれて、やっぱおかしいよね
ってとこまでやって欲しかった。
世の中を改善するとこまで見たかった。
まぁそこまでやらなくてもヴィンセントが飛び立てたとこまでみれたのは良かったけど。
でも、夢を叶えるために失ったものが多すぎないか。
やっぱりまだ複雑な気持ちが残る。理不尽。
地味すぎるがストーリーはとても良い
・派手なシーンなどは無く、かなり淡々と展開していくSF。コレはこれで好きだけど、集中力はちょっと必要かもしれない
・ストーリーはかなり好き。まず世界観の設定が良い。次どうなるのか気になって最後まで観られる。そこから感じられるメッセージもしっかり有って、強い印象を残す
無機質な世界だから伝わってくるものがある
視聴:1回目おそらく
推薦:大人向け
感想:ジュード・ロウのエリート感はビンビン伝わりました。セクシーさ全開です。ユマサーマンは改めて美しいと思いました。監督の伝いたいテーマがたくさんあるにも関わらず喧嘩せずびしっとピースがハマってる映画です。特に後半の畳み掛けは素晴らしかった。重いテーマもSFの設定に乗せて映すことで伝えやすくするお手本です。一つ言うとしたらイーサン・ホークが話して髪の毛を渡しユマサーマンが風にさらわれたのと捨てるシーン。もう少しためて欲しかった。あっさりしすぎる。前フリがあるのでサラッとやりすぎかと。兄弟でまた泳ぐシーンもサラッと進んだんでまじで泳ぐの?って突っ込んでしまった。
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