「とても悲惨な状況のはずなのに…」風が吹くとき Kei6さんの映画レビュー(感想・評価)
とても悲惨な状況のはずなのに…
なぜかそこまで悲惨さを感じさせない。
それは当事者の二人がそこまで深刻と思っていないからなのであろう。
ジムは政府からのパンフレットに則り行動しているから大丈夫。
ヒルダは爆弾が落ちても家や家財の心配。
だからこそ悲壮感が増して見える人もいるだろう。
私はこの映画からヒルダからは時に「鈍感力」の大切さ、ジムからは反面教師として「盲目に信じることの危うさ」を学んだ。
コメントする