「悪くない映画だが、とくにグッと来るところもなく……」カジノ pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くない映画だが、とくにグッと来るところもなく……
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
『グッド・フェローズ』と同じく、スコセッシ監督×デ・ニーロ×ジョー・ペシがタッグを組んだヤバいお話。
「つかみはバッチリ」的な冒頭のシーンからグイグイと観る者を映画の世界へと引き込む力量はさすがマエストロ。
ストーリーはテンポよく音楽のように淀みなく流れていく。往年の楽曲の数々(ストーンズが多いのかな?)とともに。
モノローグ主体の手法も成功しているのだろう。
けれど、見応えはあったものの、とくにグッと来る場面もなく、後半はいざこざとバイオレンスの連続で、「3時間は正直いってやっぱりちょっと長いな、もうちょっと短くならなかったのかな」とそんな感想も抱きました(今回も途中からおしっこを我慢するのに必死だった)。
あと、S・ストーンは美しく魅力的だけど、デ・ニーロとの共演にはあまりマッチしていないようにも感じました。なんでかな?
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