おっぱいとお月さまのレビュー・感想・評価
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ビガス・ルナが行きていたら?の「もしも」を妄想したくなる。
今は亡きビガス・ルナと、スペインの奇才としてライバル視されていたアルモドバルの現在の巨匠っぷりを思うと、ビガス・ルナが生きていればどんな映画を作ったのだろうと考えてしまうのだが、いや、ビガス・ルナの全盛期は一にも二にも『ハモン・ハモン』であり、歴史にもしもはないという以前に、ファンの勝手な願望でしかないなと思いなおす。しかし、『おっぱいとお月さま』を観ると、やはりビガス・ルナにはもっと輝かしい未来が待ち受けていたのではないか、と妄想してしまう。
ほろ苦い青春恋愛ものであり、どうしようもない男と女のラブストーリーであり、リアルな庶民の生活と突拍子もないファンタジーを同居させ、不謹慎でありつつも文芸映画の趣きと上品さを兼ね備えている。『ハモン・ハモン』のインパクトには及ばないにしても、もっといろんな引き出しがあったに違いないし、まったく別種の監督に変貌していた可能性もある。今はとにかく、この時代のマチルダ・メイをフィルムに焼き付けてくれていたことに感謝したい。
タイトルなし
登場するバイクがとてもカッコ良い。
月面着陸したり、ミルクを飲ませてもらう場面など、少年の妄想癖が楽しい作品でもあるが、真面目な恋愛物語。
執着と愛は違うんだなあなどと大人の恋愛について真剣に考えされられた。
ラストがとても素敵で、お氣に入りの映画。
【男という生き物は、小さい頃からおっぱいが好きなんです。少年の淡い恋心と成長を描いたエロティックロマンティックコメディ。イタタ、石を投げないで下さい!】
■テテは大好きなママのおっぱいを奪った弟のことを好きになれずにいた。
そんなある日、「どうか僕に新しいおっぱいをください」と月に願ったテテの前に、フランスから来た踊り子・エストレリータ(マチルダ・メイ)が現れる。テテは一目で彼女のおっぱいの虜になるが、彼の知り合いのスタローンとミゲルもそうだった。
エストレリータには、おならショーのモーリスもいたが・・。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・一番驚いたのは、テテにエストレリータを飲ませて上げるシーンである。
豊かなおっぱいから、放物線上に噴出する乳。
ー 男の夢であろう。イタタ、石を投げないで下さい!-
・エストレリータがモーリスとセックスするシーンで彼女が叫んだ言葉。
”貴方のミルクを私に頂戴!!”エロイナア。
・スタローンがバイクで事故死し、エストレリータは彼の友であったミゲルを憐れみ、ベッドを共にするシーンもナカナカである。エストレリータのベッドはウォーターベッドなので、自然と激しい動きになるのである。
ー 再び、石を投げないで下さい!それと、ウォーターベッドでするときは、尖ったモノは危険です。ウォーターベッドあるあるである。高校生時代、ラブホテルに行くと、5割程度はウォ-ターベッドだったなあ。((  ̄- ̄))-
<そして、テテが冒頭と同じ祭りの人間の塔に登るシーン。
搭を懸命に昇る、彼とミゲルに対し、彼らを見守るエストレリータは、その美しいおっぱいを見せるのである。
更に、テテの母もおっぱいを見せるのである。二人は勇気百倍で、搭に昇るのである。
そして少年たちは、大人への階段を昇るのである。
それにしても、エストレリータを演じたマチルダ・メイのおっぱいは綺麗だったなあ・・。イタタ、石を投げないで下さい!>
聖乳~ それは君が見た光 ボクが見た希望~🎵 聖乳~ それはふれあいの心 幸せの白い液 聖乳~🎵
ビガス・ルナ監督のハモン・ハモン、ゴールデン・ボールズに続く三部作最終章。
ハモン・ハモンに続き、日本製のバイクがなんだか嬉しい。
弟が生まれて、母親を取られたと感じる9歳の少年テテはおっぱいはミルクタンクで、ママのミルクの元はパパがママに注入したミルクだと考える。
なんとも斬新な発想。
思わず口元がゆるむ。
だからか、妊娠していないエストリータの乳頭からほとばしる乳を少年が口を開けて受けるシーンもさほど抵抗なく受け入れられる。
聖乳にまみれるお坊っちゃま。
トレーラーハウスで旅をするオナラ芸のフランス人とエキゾチックなダンサーの夫婦。
このとき実際にパートナーだったとのこと。
すばらしく息が合っていました。
人間の塔のお祭りは以前にテレビのドキュメンタリーで見たことがある。
毎回、死者が出ないのが不思議。
情熱の国スペイン。陽気な人々。すばらし~いっ。
ぼくだけのおっぱいがほしい
深夜枠のTVで放映されると、ついつい見てしまう。こっそり一人で観る映画としては最高だ。「毎夜パパはままにミルクを入れている」という台詞など、テテ少年の語りが笑える。人間タワーの登り手であるという基本設定におならの名人ジェラール・ダルモン、そして何と言ってもマチルダ・メイの美乳に釘付けになってしまう。少年の純粋なおっぱいへの執着がほほえましい。
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