エンティティー 霊体

劇場公開日:

解説

色情霊に襲われる女性を描くオカルト映画。実話に基づいてフランク・デ・フェリータが小説化し、自ら脚本も執筆した。製作は「天国の日々」のハロルド・シュナイダー、監督は「面影」のシドニー・J・フューリー。撮影はスティーブン・H・ブラム、音楽はチャールズ・バーンスタインか担当。実際にカーラ・モーランの調査に当ったバリー・タフト、ケリー・ゲイナーが顧問として名を連ねている。出演はバーバラ・ハーシー、ロン・シルハー、デイヴィッド・ラビオサ、マーガレット・ブライ、ジャクリーン・ブルックスなど。

1982年製作/126分/アメリカ
原題または英題:The Entity
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1982年10月23日

ストーリー

ロサンゼルスに住むカーラ・モーラン(バーバラ・ハーシー)は、30そこそこの独身女性で、1男2女の子持ち。現在はパート・タイムで働きながら、秘書になるためタイプの講習を受けている。ある夜、彼女が寝室にいると、何者かに殴られ、ベッドに押しつけられ犯されそうになる。彼女の叫び声に15歳の息子ビリー(デイヴィッド・ラビオサ)が飛びこんで来たが、人が侵入した形跡は見当らなかった。その後も、部屋が揺れて彼女を悩ませた。翌晩も同じように姿のみえない物体に襲われ、彼女は子供を連れて友人のシンディ・ナッシュ(マーガレット・ブライ)の家に避難した。ついで、職場へ向う途中、自動車のブレーキが急にきかなくなり、あぶないところで命拾いした。この事故の治療をうけた大学病院の精神科のスナイダーマン医師(ロン・シルヴァー)に、ここ数日の異常な出来事を話す。診察の結果、スナイダーは幻覚だろうという。その夜、浴室で再び透明な物体に襲われ犯された。翌晩も彼女は居間で襲われかけ、救けようとしたビリーはその物体の発する電気エネルギーで負傷する。シンディの家に相談にゆくが、そこでも襲われ、部屋の中は目茶苦茶になる。本屋で知った超心理学者クラフトとミーハンを家につれて来て、物体の存在を認めさせた。2人の上司であるクーリー博士(ジャクリーン・ブルックス)は、物体の正体はエンティティーであると断定する。カーラの愛人ジェリーは彼女が全裸にされエンティティーに強姦されるさまを見てショックを受ける。クーリー博士は、液体ヘリウムでエンティティーをとじ込めるために、大学の体育館にカーラの家そっくりのものを作る。だが、エンティティーは液体ヘリウムのタンクを動かし、彼女を追いつめる。ついにタンクは爆発、エンティティーは緑色の固形物となり、最後は爆発して紛々になってしまった。家にもどったカーラに、エンティティーが「お帰り」と初めて声をかける。翌朝カーラは子供たちとテキサスに旅立ってゆく。今でも回数は減ったものの、超常現常はおきているという。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5旧日比谷スカラ座で鑑賞

2024年6月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

霊体よりも、ヒロインを全く信用しない人達が怖い

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ムーラン

他のユーザーは「エンティティー 霊体」以外にこんな作品をCheck-inしています。