「70年代中盤パニック映画ブーム」エアポート'75 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
70年代中盤パニック映画ブーム
パニック映画ブームの一つでそこそこヒットした記憶です。
格別素晴らしいというほどではありませんが、娯楽映画として十分の観ごたえはあります。「大空港」みたような群像劇ではなく、純粋に事故対応映画ですので物足りなさを感じる人も多いでしょう。
参考 パニック映画といえば70年の「大空港」から始まる、という意見がありますが、「パニック映画ブーム」は74-75年にかけてたてつづけに製作された「大地震」「タワーリングインファーノ」「ジャガーノート」「ゴールド」「サブウェイパニック」「パニックインスタジアム」など災害、テロ関連の作品が次々に公開された流行を指します。
そもそも「パニック」という言葉が日本に定着したのがこのブーム以降のことです。
少し前にはリー先輩の「カンフーブーム」とエクソシストの「オカルトブーム」がありましたが、それぞれブームは1年足らずでしたね。
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