ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

劇場公開日:

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

解説

1973年にカーネギー賞とガーディアン賞を受賞した、イギリスの作家リチャード・アダムスによる名作児童文学をアニメーション映画化。

英国ハンプシャー州に、サンドルフォード繁殖地というウサギたちの巣穴があった。ある日、そこに棲むウサギで予知能力をもったファイバーが、災害が迫っていると告げる。ファイバーの兄ヘイズルは、ウサギたちの長に避難を提案したものの、とりあってもらえない。そこでヘイズルたちは、何羽かのウサギたちとともにその地を脱出する。しかし、そんな彼らの前には、ウサギにとっては食われるためだけの養兎場や、軍国主義的な統制を敷く繁殖地など、予想だにしなかった世界が待ち受けていた。

旅に出たウサギたちを待ち受ける苦難、人間たちの乱開発により滅びゆく野生動物、外敵との血なまぐさい闘いなどが容赦なく描かれ、ウサギたちの視点を通してシビアな現実社会を映し出す。日本では1980年に夏休み映画として公開され、畑正憲(ムツゴロウ)監修の日本語吹き替え版のみが上映された。2024年には、製作45周年を記念してHDリマスター版・字幕版でリバイバル公開。

1978年製作/93分/G/イギリス
原題または英題:Watership Down
配給:アーク・フィルムズ
劇場公開日:2024年11月30日

その他の公開日:1980年7月12日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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(C)1978 WATERSHIP PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

4.5よくできた物語だと思った。

2024年12月26日
iPhoneアプリから投稿

急にウサギが死ぬシーンが多くて、びっくりするけどこれが自然の残酷さなんだと思う。

制作年に本当に作られたのかと思うほど作画が良かった。
BGMがほぼ同じものしか流れないのがツボでした

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共感した! 1件)
ボイス

3.570点ぐらい。大人向けだと思う。

2024年12月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

1973年にカーネギー賞とガーディアン賞を受賞したイギリスの作家リチャード・アダムスによる名作児童文学をアニメーション映画化、との事。

住んでいる巣穴に危険が迫っている事を察知したウサギたちは新天地を求め旅に出るのだが…って話です。

原作は児童文学らしいけど、コチラは大人向けだと思います。

綺麗な心を失ったり優しさを忘れた大人にこそ、観てほしいですね。

そして動物に優しい人が増えてほしい。

少し前に観た『太陽と桃の歌』で、ウサギが非道な扱いを受けていたのを思いだした。

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RAIN DOG

3.5なんてシビアな

2024年12月14日
PCから投稿

怖い

知的

難しい

ウサギの話なのに全然ふんわかじゃないですね。
でもウサギの組織形態と宗教観がわかったぞ。

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共感した! 0件)
syouganeko

4.0生きることの厳しさと尊さを感じる映画。

2024年12月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
Sakiko