「こっっってり顔が印象的」ウエスト・サイド物語 Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)
こっっってり顔が印象的
マンハッタン、ニューヨーク。
「ロミオとジュリエット」をモチーフにした、決して結ばれ得ない二人の愛の物語。
アメリカ系「ジェット団」 VS プエルトリコ系「シャーク団」は、スラム街で縄張り争いを拗らせて日々抗争していた。
元ジェット団のトニーと、シャーク団の団長(団長っていうのか?w)(しかも名前が出てこない。アレハンドロしか思い浮かばないけどいや絶対違う)の妹のマリアは、ダンスパーティーで出会い一眼で恋に落ちる。
しかし抗争は激しくなる一方で、ある夜、ついにリーダー同士が決闘をすることになってしまい、トニーはマリアに頼まれてそれを阻止しようとするが、、、
エンディングが良かった。
あの続きがなかったからこそ、ジェット団もシャーク団も全員が傷付いて反省してキレイに抗争が終わってハイ解散!ってわけにはさすがにいかないだろうな〜と思いつつ、「それでも少しは関係が良くなったかな」と想像することもできる。
歌はやっぱり「TONIGHT〜♪」が一番好きだなー。
マリアはほんと小鳥みたいな声。
決闘のあとの「クールになれよ」って歌詞の曲も良かった。
リーダー(ああまた名前が出てこないよ)が死んで悲しくて辛くって感情が爆発しそうになるのを必死で堪えてる仲間たちの心情がダンスに表れてて、すごいなーって思った(小学生の日記みたいだな)。
それ以外の歌は、50年以上前の映画だからなのかな、音楽のリズムとか音程がわけわかんなくて全然掴みどころがなかったw
覚えろって言われても無理だわ、、、
しかし50年以上前ってすごいな!
エンドロールはそんな昔な感じがしなくって、モダンアートっぽくて素敵。
みんな顔が濃かったなぁー。
眉毛が黒くて太くて、ファンデーション濃く塗ってる?みたいな肌で、アメコミの顔だった。
スラム街だから当たり前だけどずっと薄暗くて埃っぽいシーンばっかりだから、私的なラブシーンとかでも「いや、汗臭そうだな、、、」とか考えてしまった!
今作、自分史上最も古い映画かな〜