「今見てもおしゃれ」ウエスト・サイド物語 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー（感想・評価）
今見てもおしゃれ
有名な作品だが未見。緊急事態宣言解除後の名作上映ラインナップで1,100円と、お安く見られた。
スタートがまさかの「序曲」から。流れるのは耳なじみのあるメロディーだけど、背景に縦の棒線がランダムに並ぶ。形とかが変わっていくのかと凝視してたけど、ベースの色だけ変化して棒線は変わらず。しかし、序曲が終わるとそれが導入に！うまい！座布団一枚！
始まってすぐセリフもなくダンスが続く。物語の設定説明までダンスがこなす。わかりやすく、洗練されている。60年経ってもまったく古びてない。すごいとしか言いようがない。そして、音楽が本当によい。名曲揃い。バーンスタイン天才。
物語はロミオとジュリエットを下地にしているので、一目惚れから一気に悲劇へと突き進む。結局、どこの国だろうと、いつの時代だろうと通用する設定ということか。とすると、一番すごいのはシェークスピアってか？
映画のレビューから離れてしまうが、ミュージカルの舞台が2019年8月から、IHIステージアラウンドで来日キャスト版、日本キャスト版(配役3パターン)で連続で上演された。が、惜しくもコロナウイルス感染拡大防止のため、途中から公演中止となってしまった。迷ってないで行っておけば良かった。映画の歌唱はほぼ吹替らしいが、舞台はナマ声だから、きっと迫力があっただろうなぁ。コロナ後の復活はすぐにはならないだろうが、微力ながら応援したいと思う。
talismanさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
今までちゃんと見たことなかったので、逆に新鮮でした。
舞台も機会があったら見てみたいです。演者しだいだけど。
スピルバーグ版はどうなるんでしょうねー。機材が良くなっているので、進化するところもあるかもしれないですね。
ぷにゃぷにゃさん、こんばんは！縦の棒線がポイントなんですね！そっかー！この映画、子どもの頃から何度もテレビでやってて何度もつまみ食いして見てました。でも凄く良かった！と言ってた大人たちと自分の背景が多分異なるせいで素敵さがよくわかってないんです。印象的でかっこいい！と思ってるのはリタ・モレノの場面です。マリア、マリア♪の二人の歌の所も素敵です！ミュージカルはオリジナルの舞台の方がいいのかなと思ってたんですが、ウエストサイドはそうとも言えないんですね。スピルバーグ版にはリタ・モレノも出演するようなので楽しみにしてます。
熱帯雨林さん
コメントありがとうございます😊
来日キャスト版を見られたんですね。
ちょっと残念だったみたいですが、ブロードウェイまで行かなくて済んだ、ラッキー🎵と思いましょう。
映画がまず最強、と実感しました。
スピルバーグ版は知りませんでしたー。チェックしてみまーす。
舞台が来日したときに見ましたが、映画のほうが上でした。来日するくらいなので米国各地でそれなりの巡回上演をしており、こなれた演技・演出だったのでしょうが、少しも感動させてくれませんでした。多分、映画が良くでき過ぎているせいで、そうするつもりはなくとも比べて見ていたのでしょう。あるいは舞台に期待しすぎていたのかも。映画を先に見ていなければ感動したのかも知れません。
あと、歌の順番も映画と異なる（リフが殺された直後のアイフィールプリティ・クラプキ巡査等）ものがあり違和感も。何度か映画化された舞台を見たことがありますが、映画のほうにずっと感動させられるというのは、初めての経験でした。
ところで、今年の暮に新しいウエストサイド物語スピルバーグ映画バージョンがやってきますね。期待が膨らみます。
