インディ・ジョーンズ 最後の聖戦のレビュー・感想・評価
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【”イエス・キリストの幻の聖杯を求めて”安定の面白さを誇るシリーズ第二作。ハリソン・フォードとショーン・コネリーのコミカルな遣り取りも佳きアクセントになっている冒険活劇である。】
ー 初見である。冒頭からどこかで見た少年が、躍動感溢れる姿で登場するが、ナント、リヴァー・フェニックスではないか! キャスティングも豪華である。-
■考古学者、インディ・ジョーンズは父・ヘンリー(ショーン・コネリー)がキリストの聖杯を探し旅立ったまま行方不明になっていることを知る。
父と聖杯を見つけるため旅立つインディだが、ヨーロッパで猛威を振るうナチスも同じく聖杯を求め、行動を開始していた…。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・今作はよりコミカル要素が増しているが、その要因はインディー・ジョーンズを”ジュニア”と呼ぶ考古学者ヘンリー教授を演じたショーン・コネリーと、ハリソン・フォードの遣り取りであろう。
・聖杯をめぐり、インディとナチスが熾烈な争奪戦を展開していくが、そこではキチンと人間の不老不死や欲に塗れた姿も描かれているのである。
ー ドノバンの誤った聖杯で水を飲んだ際の哀れな最期や、美しきエルザの聖杯を宝物として得ようとした最期。
だが、インディは”イエスは大工の息子だった・・”と呟き手にした木製の粗末な杯。-
<今作は、インディが聖杯まであと一歩まで迫ったところからのハラハラシーンへの展開も面白き作品である。
コミカルなショーン・コネリーは、ナカナカ観れませんよ。>
“ペンは剣よりも強し”
インディの生い立ちから秘話まで、まさにシリーズの集大成となった本作。
ヘンリージョーンズ役のショーン・コネリーが大活躍で、見ていてとても楽しいものとなっている。
1で出てきたマーカス、サラー等も出演しており、終わりに相応しい仕上がりになっている。
まぁ現実は後2作程続くが。
好きなシーンはなんといっても、オープニングのリバー・フェニックス演じる若きインディの生い立ちが描かれるシーンと、ラストの神殿の罠とエンディングかな。
インディがヘビだけが苦手な理由や、名前の由来、そのスタイルの元となった人物等が描かれており、当時のファンには堪らないシーンの連続だっただろう。
神殿の罠は、3つ目の試練が初めて見た時本当に感動した思い出がある。
インディの長年の経験と知識がものを言ったのだと思う。
今作は、まさにマーカスが戦車の中で言ったジョークではあったが、「ペンは剣よりも強し」を体現していたと感じた。
聖杯にその生涯を捧げたと言っても過言では無いヘンリーだからこそ、聖杯に辿り着けたのは勿論、ヘンリーの言葉を借りるならば聖杯を「宝物」だと捉えていた人達は、皆命を落としている。
かくいうインディも、「宝物」として見ていた節もあり、エルザと同様命を犠牲にしかけていたが、父から「放っておけ」と言われた事で命を救われたわけである。
どんなに力が強くても大量の兵器があっても、知識や勉強量、教養には敵わなかったという事だと、個人的には思う。
命からがら逃げ延びた際に、何も手にしておらず、インディは父に「何か得たものはあったのか?」と尋ねた際、「光を得た」とヘンリーは答えた。
それは物ではなく、長年の調査や勉強の成果として、聖杯や生命の泉が本当にあったという事実、そしてそれを目の当たりにし、生きて帰ってこれたという奇跡が、まさに「光」であり、それはお金や宝物には敵わないのだろう。
聖杯を最初に見つけ不老不死になり、700年待っていた三人の騎士のうちの一人は最後にヘンリーに手を振った。
それは、きっと彼の長い年月をかけた研究や努力なくしてはここに誰も辿り着けなかったという事を直感で理解し、心から敬意を表したのではないだろうか。
エンディングの馬で荒野を夕陽に向かって走っていくシーンは、映画界でも屈指の名シーンだろう。
何度見てもここで感動する。
ただ1つ言えば、今回ヒロインがまさかの悪役という事で、そこがちょっと残念でもあった。
その分ショーン・コネリーが沢山活躍してくれていたのでまぁ良しかな。
素晴らしい映画です。
この三部作は本当に何度見ても飽きない。
最新作を、あまり期待せずに楽しみにしたいと思います。
ショーン・コネリーのおっとりマイペースパパとインディとのやり取りが...
ショーン・コネリーのおっとりマイペースパパとインディとのやり取りが可愛らしく、コミカルでおもしろい。
2人での冒険が進むにつれて親子の絆を取り戻し深めていくところも良い。
インディの少年時代や元々ヘビは大丈夫だったけどヘビ嫌いになった理由とかちょっとした部分も知れるのも楽しい。
インディ・ジョーンズシリーズの中で3作目がいちばん好きだなぁ。
宝探し、冒険がバランス良く詰め込まれていてワクワク楽しめる映画です。
すっかりスタンダード!
お盆映画とか、お正月映画とかありましたね。
また復活するらしいので楽しみ。
ほんと、活劇の要素が詰まってますね。
また映画館で4作まとめてとか、見たいです。
インディ祭り、やらんかな…
安定した面白さ さすがスピルバーグ
3作目となると作り手も大変と思うが冒頭から引き込まれる展開。今回は父親との関係が新たな要素。
お決まりの蛇やネズミがうじゃうじゃいるシーンの他にも飛び乗った列車が色んな猛獣を運んでいて、撮影も大変だったろうなと思う。
ドキドキ感は増していたけれど十字軍の兵士が生きていたり、間一髪のシーンの展開が読めたり、音楽も一緒でインディ・ジョーンズ慣れしたのかもしれない。
それでも面白くラストのシーンは綺麗で素晴らしかった。
ところで数ある中から本当の聖杯を当てたのはなんで?悪役がその前に間違えた聖杯を選んで骸骨になっていた姿を見たら自分なら、聖杯選びをせずに帰ったと思う。いや、その洞窟まで到底行けてなかっただろう。
さすがインディー親子!
絶妙な父子の掛け合いと最高の活劇!
インディ・ジョーンズ・シリーズ第3作。
"金曜ロードショー" で2回目の鑑賞。
インディ・ジョーンズの父親ヘンリーにショーン・コネリー(昨年ご逝去された)が扮し、冒頭で若きインディを演じたのはリバー・フェニックス(早過ぎる死が惜しまれる)と、3作目にしてかなりキャストが豪華になった印象だった。
活劇要素もパワー・アップしていて、スリル満点、ハラハラドキドキの連続に手に汗握りっぱなし。そこにインディ/ヘンリー父子の息の合った軽妙な掛け合いがスパイスとして効いていて、コメディーとしても秀逸だと感じた。
大本の物語は、インディとナチス・ドイツによるキリスト絡みの宝物の争奪戦だから、「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」と同じはずなのに、アクション・シーンの構成と冒険要素の工夫によって、全く別物に仕立て上げていたのがすごいの一言。個人的には本作がいちばん面白かった。
[余談]
インディの秘密が明かされたり、父親が登場したりと、彼のキャラクターを掘り下げるストーリーだったため、本作が最終作で良かったのではと感じること多々であった。
[以降の鑑賞記録]
2023/06/23:金曜ロードショー
※修正(2024/06/30)
今度は親子で
金曜ロードショーにて鑑賞
『魔宮の伝説』のインディ達3人の掛け合いも好きでしたが、今回はインディパパやそのお友達等、愉快なおじさん達のドジでお茶目な活躍ぶりが楽しかったです。
帽子と鞭のインディスタイル誕生の場面も良かったです。あの時の悔しい思い出が強靱な考古学者の土台となっているのかもしれないですね。
僕にもオーストリア式のさよならを。
父「…あいつら私たちを殺す気だ。」
子「そんなことわかってますっ!」
のシーンが忘れられないです。
小学生の頃、爆笑した思いがあります。僕の中では元祖シュール。
話のテンポもよく、多くの場面展開がなされる中、綺麗に繋げ纏め上げている構成力が素晴らしい。
父との思い出などロクにない。
しかし、いつしか自分も大人となり、父と同じ道を辿っていた。
巡り合わせで共に旅をすることになる。
子供の頃と違い小さく感じる父の背中。
そして今わかる父の偉大さ。
まだ遠い。
敵わない。
シリーズ中、僕はこの作品が一番好きです。
シリーズでは一番パットしないかな
シリーズでは一番パットしないかな。
スピルバーグらしくないと思った。
ノリはスーカスっぽいんだけど、なんだかテンポ悪いし
いや、面白いんだけどさ、レイダースと同じ展開な感じが
ちょっとなーって思っちゃった。
特にナチス・ドイツや遺跡に向かう途中のドイツ軍たちの
列に突っ込んで捕まっちゃうシーンとか同じ過ぎじゃない?と
思っちゃった。
レイダースを初めて見たときは、まだ子供だったけど
ほんとにワクワクさせられたよなー。
その分インディジョーンズシリーズはハードルが上がっちゃってるんだよね。
ショーン・コネリーのダディは良かったよね。
去年亡くなってたの知らんかったな。
おうち-195
コネリー御大の愛らしさよ。
2020お正月、実家でインディ祭りwith父、3作目。
本作がインディシリーズの中で父は一番お気に入りらしく、ますます5秒前解説(ネタバラシ)が止まりませんでしたが、
3作ぶっ続けで見た中で、今のところ私も一番好きな作品です。
若き日のインディがなぜヘビ嫌いになったのか?なぜハットをかぶるようになったのか?が語られるオープニング。
なんとこの若き日のインディを演じているのが故リバー・フェニックス。
そして、同じく冒険家であるインディの父を演じているのがサー・ショーン・コネリーという、なんとも豪華な本作。
第2作は、第1作のキャストがハリソン以外出てなかったし(多分)、毛色が違いましたが、
本作は第1作のキャストの何人か継投され、第1作と似た(いや、増した?)コメディ要素がわかりやすくてツボ。ナチスドイツの皆様もお久しぶりです。
なんといってもコネリー爺様のおとぼけな可愛らしさがたまらん。
ジョーンズ親子凸凹コンビが絶妙で、現時点でシリーズイチのお気に入りコンビ。
マーカスのおとぼけっぷりも忘れちゃだめですね。マーカスもちゃんと可愛い。
アクションもちゃんとあるし、グロがかなり減った分、見やすくなってます。
トロッコないけど気になりません(笑)
第4作も録画してありますが、日程的に父とは見れそうにないので、次回に持ち越しますが、
インディのおかげで親子で楽しい正月を過ごせました🎍
渋いじじいまで付いてきた
コネリー出てきたら、ハリソン食われるに決まってる。
観る前から見当も着くが、さすがにこのレベルの役者が揃うと面白い。
予想通り元気なジジイと中年コンビの冒険は楽しい。
シリーズを見続けているなら楽しめる。
2023年6月23日 に地上波で放送されてて観たら、リバーフェニックスが「若っ!」って思ったけど、そりゃそうだ30年以上前に公開してた作品でリバーフェニックスも自分と同い年だった(泣)
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