「大御所を迎えたコメディちっくでハートフルなアクションアドベンチャー!」インディ・ジョーンズ 最後の聖戦 Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
大御所を迎えたコメディちっくでハートフルなアクションアドベンチャー!
ショーン・コネリーさんがインディ・ジョーンズのお父さんとして登場するシリーズ3作目
1989年の初公開時は大して面白くなかった印象を持ってましたが、この度30年以上ぶりに観たところ、内容もしっかり作り込まれていて、コネリーさんのコミカルな演技でコメディちっくな要素も多く、とても楽しく観れました
今回は十字軍騎士の守る永遠の命をもたらす聖杯をめぐり、1作目に続き再びインディとナチスドイツが争奪戦を繰り広げる痛快作
前半に出てくるイタリア・ベニスはショーン・コネリーさんの代表作“007/ロシアより愛をこめて“の舞台でもあります、本作ではジェームズ・ボンドに替わりインディアナ・ジョーンズがベニスの水路でボート・チェイスを繰り広げます
終盤でコネリーさん演じるインディ シニアがまともに会話もしてこなかった親子関係を取り戻すかの様に、インディに宝物よりお前の命の方が大事、と諭すシーンは涙モノ、そんなハートフルな作品でもあります
そして もう1つの見どころ
冒頭から、若くして亡くなった故リバー・フェニックスさんが若き日のインディアナ・ジョーンズを演じる、疾走する列車上でのアクションシークエンスに大興奮、オープニングからすごくカッコいい始まり方です
CGがチープなのはご愛嬌、まだこんな時代だったんですね
あと、永遠の命をもたらす聖杯やそれを何百年もの間 守り続けてきた騎士など、なかなか突っ込みどころはありますが、そんなの吹っ飛ぶほどのハートウォーミングなアクション活劇、前2作には及ばないものの、これはこれですごく楽しめました
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