「逃げるは恥だが役に立つ」いまを生きる ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
逃げるは恥だが役に立つ
型通りのエリート養成学校にて、生徒に望まれるものは、疑問を持たず勉強すること。生徒の適性とか、感性とか、そんなものは必要ない。ただ教師や親の言うことに従えばいい。生徒の方も、息苦しくとも、それが普通だと思っていた。しかしある日、厳格な学校に、変わり種の教師がやってきた。
変な先生と思いながらも、破天荒な授業と自由な空気を楽しみだす生徒達。だんだんそれぞれの素が現れてきた。多感な時期の少年達は、型の外側へ若芽が伸びるように成長する。それを理解できない親との軋轢、そして悲劇が…。
死ぬほど嫌なら逃げろと思うけど、逃げる気にならないほど縛られていたわけで、もっと時間があって、もっと自立する力がつけられれば違ったかもなぁ。逃げるのは恥ずかしいことじゃない。死にたいくらい嫌なら、逃げていいんだよ。でも、あのお父さんにはわからないだろうね。
キーティング先生の微笑みが、優しいけどどこか悲しそうで、なんか演技じゃなくて、ロビン・ウィリアムズそのもののように見えた。先生はわかっている。子供に死なれた親が、誰かのせいにしなければ、気持ちのやり場がないことを。校長が、学校に起きた問題を一刻も早く解決して、通常モードに戻したいのを。子供が、親と教師から迫られれば、どうすることもできないのを。最後の最後、教室の半数ほどの生徒と、キーティング先生とは心が通じた。この子達は、きっと優しく強い人になれるだろう。
フジテレビの放送を録画視聴。
ぷにゃぷにゃさん
録画するか否か、悩む作品もありそう。
いっそ録画しない … 確かに究極 😅
ビデオデッキが壊れ買い替えた今、バンバン予約していますが( 全く鑑賞が追いついていない 😆 )、少し前は私もそうでした(笑)
ぷにゃぷにゃさん
「 サムライ 」へのコメントを頂き有難うございます。
本作、かなり昔に観たのですが、情けないことに、ロビン・ウィリアムズが出演していた事と、観たという事しか覚えていません。。
少し前にBS-NHKで観た映画「 山猫 」の役柄のせいか、アラン・ドロン、フランス貴族 🇫🇷 のイメージが。
朝刊記事を読んで知ったのですが、複雑な家庭環境で育たれたようです。
はにかんだような表情も、魅力的ですよね。
沢山観られてますね。少ししか観ていないのに、レビューが2本溜まっています 😆