いまを生きる

ALLTIME BEST

劇場公開日:1990年3月17日

解説・あらすじ

ロビン・ウィリアムズが主演を務め、名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマ。1959年、アメリカの全寮制学校ウェルトン・アカデミーに、同校のOBである英語教師ジョン・キーティングが赴任してくる。厳格な規律に縛られてきた生徒たちは、キーティングの型破りな授業に戸惑うが、次第に触発され自由な生き方に目覚めていく。キーティングが学生時代に結成したクラブ「デッド・ポエツ・ソサエティ」を再開させ、自らを語り合うことで自分が本当にやりたいことは何かを自覚していく生徒たちだったが、ある日悲劇が起こり……。イーサン・ホークが生徒役で出演。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー。第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。

1989年製作/128分/PG12/アメリカ
原題または英題:Dead Poets Society
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1990年3月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ロビン・ウィリアムズ
最優秀監督賞 ピーター・ウィアー
最優秀脚本賞 トム・シュルマン
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

5.0 自分で考える。

2025年10月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:その他

厳しいキリスト教の学校にやってくる、その学校では「普通」ではない英語の先生と生徒たちの話。

日本の熱血教師とは違う、「詩」という点で生徒たちの心を奮い立たせ、自分たちで考え、生きることを伝える先生。

型にはまったものなら誰にでもなれる。
自分は何をしたいのか、自分のため、他人のために、自分が正しいと思うことをする。

今しかできないことはたくさんある。今を生きよ、いつ死ぬかわからない。今となってはありきたりの言葉なのかもしれない、現実はそうは行かない、でもだからこそ今を生きる価値があるのかもしれない。
すごく刺さる言葉が多くて、悲しくて、これは是非みんなに見てほしい作品。

そして何よりロビン・ウィリアムズが適役すぎる。
この世を去ってしまったことが本当に悔やまれる俳優さん。
これからもずっと大好きです。

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あみ

4.0 重要な話題

2025年8月12日
PCから投稿

 私は高校の頃から家族の意思に反して医者や弁護士のではなく、アーティスト達に憧れ作家や監督といった不安定な仕事をしたかったのです。なので決まり文句にはもはや親しまれています。天才でなければ無理だとか趣味とした方が賢いとか、全て耳にしました。
 『いまを生きている』はその私が長年考え続ける話題を的確に表します。その何でもできるぞという気持ち、古い考え方に抗うこと、そして自分の能力への疑いと社会の関係、一長一短をバランス良く見せてくれます。
 確かに主人公のように芸術で働きたい人には当然つながりやすい映画です。けれども芸術への愛よりも自分で考えること、生活を存分に楽しむこと、周りの否定に関わらないこと、そういうテーマには誰しもが自分を発見できます。好きな人に話しかけたり仕事を辞めたりすることなど、人生において夢と現実、この二つの価値が常にぶつかります。なのでストーリーの前半は楽で良いことずくめなのですが、後半が訪れると様々な疑問と難点がこの夢をじっくり破ってしまいます。ストーリーの構造はテーマにぴったり合っています。
 その他、とりわけ気に入ったのはもちろん教師のキャラです。文脈なくても彼のシーンを見るだけで何か学べることがあって、面白くて知恵に満ちている師匠のようです。撮影と音楽も素晴らしいと思いました。
 ちょっとした不満なのですが、監督の芸術的な選択は大体ふさわしいでありながら、サイドキャラの演じる能力が恥ずかしく、最も大事なシーンの一つで関係のないスローモーをつけるなんて残念でした。また各女役がばかみたいで恋愛のプロットを省けばよかったです。
 何よりもアメリカの秋と冬の絶景で改めて2000年の前の映画を観たくなりました。

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大仁得

3.5 今を生きているか?

2025年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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大阪ぶたまん

5.0 Seize the day〜良い言葉

2025年8月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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ふわり