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劇場公開日:

解説

ロビン・ウィリアムズが主演を務め、名門全寮制学校の型破りな教師と生徒たちの交流と成長を描いたヒューマンドラマ。1959年、アメリカの全寮制学校ウェルトン・アカデミーに、同校のOBである英語教師ジョン・キーティングが赴任してくる。厳格な規律に縛られてきた生徒たちは、キーティングの型破りな授業に戸惑うが、次第に触発され自由な生き方に目覚めていく。キーティングが学生時代に結成したクラブ「デッド・ポエツ・ソサエティ」を再開させ、自らを語り合うことで自分が本当にやりたいことは何かを自覚していく生徒たちだったが、ある日悲劇が起こり……。イーサン・ホークが生徒役で出演。監督は「刑事ジョン・ブック 目撃者」「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー。第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞した。

1989年製作/128分/PG12/アメリカ
原題または英題:Dead Poets Society
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1990年3月17日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ロビン・ウィリアムズ
最優秀監督賞 ピーター・ウィアー
最優秀脚本賞 トム・シュルマン
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

5.0詩について学ぶ

2024年9月8日
iPhoneアプリから投稿

先日知人との会話でこの映画の話が出て懐かしくなり、封切後の鑑賞以来30数年振りの再鑑賞でした。 改めて鑑賞して、キーティング先生が授業で語る「我々は何故詩を学ぶのか?」の講義に強く惹きつけられました。正直、何故詩を学ぶのかなど学校の授業で学んだ記憶はなく、自分でも詩を学ぶ理由やそもそも詩とは?など考えたことはありませんでした。が、キーティング先生の機知に富んだ情熱溢れる講義、それを聞きながら眼を輝やかせていく生徒たちを見ていると自分もそこで一緒に授業を聞いている感覚になり、映画を観終わった後はHDソローやウォルト・ホイットマンの事を調べて、本屋に走りました。目から鱗が落ちるというのか、開眼したというのか、詩について、また、そこから人生について、気付かせてくれたこの映画は私にとってまさしく教科書です。文字通り映画から学びました。 もちろん最後の「O Captain my captain」と叫びながらトッド君が率先して机の上に立ち上がるシーンは、30年前に見た時も、今回も、そして又見ることがあっても、目頭熱くならずには観られない名場面です。

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Shadow-san

4.0名作は何度でも見れる

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

10年に1回くらい見返しても良いのでは? 今時こんな先生がいるかとか、あんまりのれないとか、こんなカチカチの学校や親があるかとか、刺々しい気分になる場合は日を改めてみるのもよろし。関係なく普遍的なテーマとして見ればいいと思う。

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ダビ

4.0逃げるは恥だが役に立つ

2024年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

型通りのエリート養成学校にて、生徒に望まれるものは、疑問を持たず勉強すること。生徒の適性とか、感性とか、そんなものは必要ない。ただ教師や親の言うことに従えばいい。生徒の方も、息苦しくとも、それが普通だと思っていた。しかしある日、厳格な学校に、変わり種の教師がやってきた。 変な先生と思いながらも、破天荒な授業と自由な空気を楽しみだす生徒達。だんだんそれぞれの素が現れてきた。多感な時期の少年達は、型の外側へ若芽が伸びるように成長する。それを理解できない親との軋轢、そして悲劇が…。 死ぬほど嫌なら逃げろと思うけど、逃げる気にならないほど縛られていたわけで、もっと時間があって、もっと自立する力がつけられれば違ったかもなぁ。逃げるのは恥ずかしいことじゃない。死にたいくらい嫌なら、逃げていいんだよ。でも、あのお父さんにはわからないだろうね。 キーティング先生の微笑みが、優しいけどどこか悲しそうで、なんか演技じゃなくて、ロビン・ウィリアムズそのもののように見えた。先生はわかっている。子供に死なれた親が、誰かのせいにしなければ、気持ちのやり場がないことを。校長が、学校に起きた問題を一刻も早く解決して、通常モードに戻したいのを。子供が、親と教師から迫られれば、どうすることもできないのを。最後の最後、教室の半数ほどの生徒と、キーティング先生とは心が通じた。この子達は、きっと優しく強い人になれるだろう。 フジテレビの放送を録画視聴。

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ぷにゃぷにゃ

2.5自由と可能性

2024年1月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前半はけっこう良い青春映画だったけど、事件後の展開にモヤモヤ。 学校や親を前に自由について説くのを期待してたけど、やっぱりただの公務員だし、命令には従うよな。 個人的に印象に残ったのがニールの父親が言った『お前の可能性を潰させやしない!』って台詞なんだけど、可能性の芽を摘んでるのはお前だよ! それと密告者キャメロン!お前は許さねぇ。

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カミムラ