イフ・オンリー
劇場公開日:1999年5月29日
解説
ひょんなことから過去に戻って彼女と再びやり直すラヴ・ストーリー。スペインのTVやCMで活動し、監督は本作が長編デビューとなるマリア・リポル。脚本はラファ・ルソで、98年モントリオール国際映画祭最優秀脚本賞を受賞。製作はホアン・ゴードン。撮影はハヴィエ・サルモネス。音楽はルイス・メンド、ベルナルド・フスター。美術はグラント・アームストロング。編集はナチョ・ルイス=キャピリア。衣裳はジョン・クラウザ。録音はマーク・トレヴィス。出演は「ダロウェイ夫人」「フェイス」のリテ・ヒーディ、「ハモンハモン」「オープン・ユア・アイズ」のペネロペ・クルス、舞台で活躍するダグラス・ヘンシャルほか。
1998年製作/92分/イギリス・スペイン合作
原題または英題:Twice Upon a Yesterday
配給:アルシネテラン
劇場公開日:1999年5月29日
ストーリー
ヴィクター(ダグラス・ヘンシャル)は売れない役者。彼は8ヶ月前、浮気を告白したことで恋人のシルヴィア(リナ・ヒーディ)と別れるはめになった。よりを戻したいが、彼女は明日デイヴ(マーク・ストロング)という男と結婚してしまう。バーで酔いつぶれ、ごみ収集箱にひっくり返るヴィクターの前に二人のごみ収集人が現れる。彼らが何やら言葉を唱えると、ヴィクターは8ヶ月前に戻ってしまう。今度はうまくいくように、と浮気の事実は告白せずに親身にシルヴィァに尽くすヴィクター。しかしある日、シルヴィアの友人がヴィクターとシルヴィアにデイヴを紹介する。その後、シルヴィアはデイヴと密かに会うようになり、結局彼女が浮気の事実をヴィクターに告げ、彼の元を去る。再びバーを訪れるヴィクター。彼はそこで働く新人バーテンのルイーズ(ペネロペ・クルス)と親しくなる。ルイーズと出会ってから、ヴィクターはテレビドラマのレギュラーを務めるまでになり、賞にもノミネートされた。一方、シルヴィアは仕事が多忙なデイヴに不満を抱え始めていた。シルヴィアは賞の会場に向かい、ヴィクターと会う。だがよりを戻すことはできなかった。失意の中、公園のベンチにたたずむシルヴィアの前に二人のごみ収集人が現れ、彼女の両隣に腰掛けるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マリア・リポル
- 脚本
- ラファ・ルソ
- 製作
- フアン・ゴルドン
- 撮影
- ハヴィエ・サルモネス
- 美術
- グラント・アームストロング
- 音楽
- ルイス・メンド
- ベルナルド・フスター
- 録音
- マーク・トレヴィス
- 編集
- ナチョ・ルイス・カピヤス
- 衣装デザイン
- ジョン・クラウサ
- 字幕
- 石田泰子