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解説

1968年に起きたコロンビア大学の学園紛争をモチーフとし、70年・第23回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した青春映画の名作。ごく普通の大学生サイモンは、学生運動に参加する女性リンダと知り合い、リンダと親しくなりたいがために闘争にも参加するようになる。しかし、サイモンの闘争に対する姿勢が気に入らないリンダはサイモンの下を去ってしまい、失望したサイモンは急速に学生運動にのめりこんでいく。バフィー・セント=マリーが歌うテーマ曲「サークル・ゲーム」やジョン・レノンの「平和を我等に」など、時代を彩る名曲の数々も話題に。2011年、初公開から40年ぶりにニュープリントでリバイバル公開。

1970年製作/109分/G/アメリカ
原題:The Strawberry Statement
配給:アンプラグド
日本初公開:1970年9月

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THE STRAWBERRY STATEMENT (C)1970 - Metro-Goldwyn-Mayer,inc.; Renewal (C)1998 Turner Entertainment Company. All Rrights Reserved.

映画レビュー

5.0学生運動!

kossyさん
2019年3月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ゴキブリを見て「ベトコンめ!」と八つあたりするボート部の大学生サイモン。同室のチャーリーはアーマという女学生とセックスしている。このアーマーが運動家。座り込みが運動の手始めだと主張する。時事問題には関心もなかった自由主義者を気取っていたが、学内のアジテートやストライキに興味津々。

 体制派はカッコ悪い。最初は軽い気持ちだったに違いない。皆の中心になってアジテートすることに陶酔するような感覚かもしれない。リンダと仲良くなりたかっただけかもしれない。彼女には恋人がいたのに、それでも“革命”中だけでも付き合っていたかった。根っからの活動家としての彼女とは若干意見が違っていたので、ボート部員に殴られたことを逆手に取って警官に殴られたように見せ英雄視されたりもする。公園でいちゃついてるときに5人組の怪しい男達に襲われそうになったこともあって、一つ一つの行動が“生きる証し”となって反戦を唱え暴力を否定する。

 70年以降衰退していった学生運動にちょっとでも身を投じてみたかった憧れもあってか、かなり好きな映画。音楽も「サークルゲーム」を始め、CSNYやニール・ヤングの音楽が心地よく響く。そして、ラストの講堂を占拠した学生達に対して警察と軍隊が出動する光景。常に暴力を否定している彼等に対する横暴な権力側の暴力。いたたまれない気持ちになると同時に爽やかに青春時代を語っているようで心地よさが残る・・・

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kossy
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