「タイトルなし(ネタバレ)」E.T. ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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スティーヴン・スピルバーグIMAX映画祭第2弾!
公開43周年!
今回の上映が公開20周年版(銃を消してトランシーバーに替えたやつ)でなくオリジナル版で良かった。
初公開時、皆でカエルを逃がすシーンで感動しました!
スピルバーグの、こういうところが好きです。
このシーンだけで☆5つ。
そして、ジョン・ウィリアムズの音楽が素晴らしい!
さらに、子役時代のドリュー・バリモアが激可愛い!!
この後、波乱万丈の人生が待っていたのですね・・・感慨ひとしおです。
それはさておき、その2002年に公開された『20周年記念特別版』について、ひとこと。
デジタル処理で、映像をきれいにするだけなら許せる。
しかし、スピルバーグは、主人公たちを追いかける警察官が持っていた「銃」を「トランシーバー」に書き変えたり、消したりした。
父親になった彼が「子供相手に拳銃を持っていたのはまずい」と思ったからだそうです。
それはおかしい。(観るのは自由だが。)
ルーカス、スピルバーグは、一度公開した映画を、DVDリリース時に(あるいはリバイバルで)あとから好きなように改変して、ディレクターズカット、特別編としてリリースするという悪習を定着させてしまった。
ヒットさえすれば、あとから修正できるということです。
それは、めめしい。
いさぎよくないぞ。
今後、デジタル上映では、全世界で観客の動向や評判、監督や映画会社の思惑で、毎日違ったバージョンが上映されるようになるかもしれませんね・・・。
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