イースター・パレードのレビュー・感想・評価
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Happy Easter. 歌とダンスが半端ない!
2020年「ジュディ」公開前にジュディ・ガーランドを観てみようキャンペーン。
いやいや、ジュディ・ガーランドって歌とダンスが半端ないですね。ちょっとコメディアンヌな感じが良く似合ってます。道ゆく男を振り向かせる為に取った手段が変顔って!「オズの魔法使」から成長して個性的な俳優さんになってたんですね。
フレッド・アステアって正直あんまり好きではないんですよ。歳のわりにいつも若い子を相手させてて、謎なモテ男ポジション。いやー、そりゃ無いわ~っと思ってしまいます。それでもタップダンスは物凄い!おっそろしくキレッキレです。純粋に観入ってしまいますね。
二人だけじゃなくってナディーンのタップダンスも素晴らしかった!あれだけ踊れると楽しいだろうなぁ。ストーリーはすっ飛ばしても、ダンスシーンだけずっと観ときたいと思える作品でした。
歴史的名場面のオンパレード
元々は主演ジュディ・ガーランド、ジーン・ケリー。共演シド・チャリース。監督ビンセント・ミネリで企画されていたのが、ミネリが当時妻だったジュディとの結婚生活の問題を理由に降板。
シド・チャリースも怪我によりアン・ミラーに交代し、極めつけはジーン・ケリーが足首の骨折で降板するなど散々な事態が起こりながらジーン・ケリー役を当時引退していたフレッド・アステアが引き受け。監督も以前『プレスティング・リリー・マール』(日本未公開)でジュディのダンスパートナーだったチャールズ・ウォルターズに交代になりながら、これが歴史に残る大傑作になるのだから映画って本当に面白い。
アービング・バーリンの既存の10曲+書き下ろしによる7曲が華やかな画面を引き立てるが、オープニングを飾るアステアの“Drum crazy”でいきなり名人芸に魅せられると後はもう名場面のオンパレードです。
ピーター・ローフォードの可愛らしい“A Fella With an Umbrella”アステアとジュディが掛け合いで歌う“I Love a Piano”“Snookey Ookums”“Ragtime Violin”“When the Midnight Choo-Choo Leaves for Alabam”の楽しさ。
圧巻はアン・ミラーの“Shaking the Blues Away”とアステアのアイデアによる“Steppin'Out With My Baby”再びアステアとジュディによる“A Couple of Swells”です。
ジュールズ・マンシンのコメディリリーフも最高です(^-^)v
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