アンドリューNDR114のレビュー・感想・評価
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文句なしの名作
ロボットが人間に恋して、その人と幸せになるために人権を勝ち取ろうとする。ロボットゆえの切なさ、一途さが、終始胸を強く打つ。日々の生活でやさぐれてるときなど、アンドリューを取り巻く人々の優しさがうらやましくなるほどだ。
人間として人生を終えることが出来たアンドリューを追うために、ポーシャは自分の延命装置を切ることを、アンドリューをよく知るロボット、ガラテアに命令する。その彼女がこういうのだ。「お役にたてて光栄です」と。このシーンだけでも号泣ものである。是非、古い映画と嫌煙せずに見て欲しい。人の命、ロボットの使命、絆や出会い、そんなものがあなたの心を優しくしてくれるだろう。
アンドロイドのロビン
時間や感覚、自我、自由、そして愛。
様々な概念を「人間は〜、ロボットは〜 」という視点から会話形式で語られており、なるほどなと興味深く考えさせられました。
「お役にたてれば 幸いです」
謙虚で利発な近未来ロボット、アンドリューの口癖。ある意味、生身の人間以上に温度を持っていた彼は、心おおらかな理解ある一家との日々で、次第に人として目覚め成長していきます。そして寿命のない彼の前で繰り返される大切な人の死。更に最愛の女性と巡り合った彼が200年の歳月を経て最後に望んだことは…。
前半の微笑ましい感じも楽しめましたが、外も中も次第に人間に近づいてくる後半では愛の歓びと切なさが交互に押し寄せてくるようでした。
不老不死が夢物語でなくなるような未来が来たとしたら?
たった一人でいいから その人の前では素直な自分でいたい。同じ想い、共に観た景色や過ごした時間があれば、死ぬこともまた人生を前向きに肯定してくれる。そんなことが頭をよぎりました。
✿想像以上に豊かな気持ちをもたらしてくれた素敵な作品でした✿
感動の最高傑作!!笑いあり涙あり(TOT)
何度も泣きました。
この映画は10年ほど前から何度も観ていました。
ここ数年利用しているHuluにて最近配信され始め、久しぶりに観てみようと思いました(^^)
とてもいい映画である印象が強かったですが、改めてそう感じました。
これはある意味SF映画では無いと思いました。
私達が生きていくにあたって魂の根底に訴えかける普遍的で哲学的かつ情熱的な愛に溢れた映画です。
私には家族がいませんが、共感しっぱなしで、涙が溢れてしまいました(/_;)
悲しいシーン・笑いあるシーン等ありますが、根底に愛がある奥の深いとっても暖かい作品です(*^ ^*)
このような作品を制作して下さった関係者様に感謝致します。
ありがとう! Thank you!
アンドリューの旦那様役であったサム・ニールさん。
彼の優しい表情は大好きで、好きな役者の一人です。
言わずもがな主人公アンドリュー役のロビン・ウィリアムズさん。
感動的映画の常連とも言える彼ですが、今作もハマり過ぎでした。
ルパート・バーンズ役のオリバー・プラットさん。
愛嬌ある彼もとても良かったです。
もっと有名になってほしい好きな役者さんです。
クリス・コロンバス監督。
同じくロビン・ウィリアムズとのタッグで印象的だった「ミセス・ダウト」と共通した幸せな雰囲気を感じる今作は彼だからこそだったと感じます。
原作者のアイザック・アシモフさん。
著名な生化学者・歴史家・SF作家である彼だからこそ生み出せた作品だなと。
科学と文学の融合です。原作を読んでみたくなりました。
最後に、ジェームズ・ホーナーさんと、セリーヌ・ディオンさん。
「タイタニック」や、「アバター」、個人的に好きな(ブラピとハリソン・フォード主演の)「デビル」の音楽など、映画音楽を代表する作曲家さん。
エンディングソングの『 Then you look at me 』は、セリーヌ・ディオンさんの伸びやかな声と素晴らしい歌詞で、映画を素晴らしい形で締めくくってくれます。
スタッフさんの誰か一人でも欠けてしまっていたら、これほどのハマり方にはならなかったであろうと感じる奇跡的映画作品の一つです。
この映画のレビューが、私が初めてである事が信じられなかったです。
人生で絶対観ておいた方がいい映画です。
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