「地球滅亡へのカウントダウン」アルマゲドン 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
地球滅亡へのカウントダウン
小惑星まで、石油掘削技師たちが行く理由?
それが最初分からなかったです。
何故、宇宙まで、宇宙飛行士ではなく、石油コンビナートの
掘削技師が呼ばれるのか?
超不思議でした。この映画は1998年公開の映画で、監督はマイケル・ベイ。
「ディープインパクト」の2ヶ月前に公開になっています。
2つはとても似ています。
「ディープ・・・」は彗星が地球に急接近する。そのため宇宙船「メサイア」に搭載した核弾道を
20発発射して彗星を粉砕する計画(・・・猶予は1年間)
対して「アルマゲドン」は小惑星が急接近してきます(・・・猶予は18日間)
彗星とは、直径10キロメートル以下の水の塊。
対する惑星とは、一言で言うのは難しいですが、彗星の比べ物にならないほど「大きい」
恒星ですね。
「アルマゲドン」は小惑星に着陸して、掘削技師たちが地下240メートルまで掘り下げて、
小惑星を爆破するために小さい核弾道一発を埋め込み起爆する計画。
とても小さい掘削機アルマジロで穴を240メートルも短時間で鉄の岩を掘れるとは
思えないし、核弾道はあまりに小さく、それもたったの一発なのです。
小惑星に着陸して、岩盤を240メートル掘削(ここね!!掘削士の出番の理由)
掘削して核弾道を仕掛ける・・・この任務をハリー(ブルース・ウィリス)や技師のAJ(ベン・アフレック)
たちが、選ばれるのでした。
ここまで聞いても、惑星を240メートルも掘る理由が、とてもとても信じ難いです。
設定はともかくとして、
この映画は非常に楽しいです。
ラストにかかるエアロスミスの主題歌「ミス・ア・シング」(I Don’t Want To Miss A Thing)が大好きです。
出だしなんてテンポ良く畳みかけるし、ストリー展開早く、息を着く間もありません。
10分で完全に心を掴まれます。
主演のブルース・ウィリスもまだ40代の半ば。金髪もまだ残ってます。
リヴ・タイラーの若きやきもち焼きのお父さん役。
(そうそうリヴ・タイラーは、「エアロスミス」のリーダー、スティーヴン・タイラーの実の娘さん)
ハリー(ウィリス)が娘の初恋の相手AJ(ベン・アフレック)を寄せ付けまいと、
石油コンビナートの上を渡りながらショットガンで撃つシーンは見物でした。
《地球絶滅の危機》
《それに立ち向かう勇敢な男たち》
熱くて、人間的なドラマ。
151分があっという間。
何回見ても楽しめて飽きませんね。
> 「ディープインパクト」
> この映画は非常に楽しい
今日、初めて観てきました。150分、たっぷり楽しめました。当時の多くの若者を映画に誘なう入り口になったんだろうなあ、と思いました。自分にとっては、それが「スターウォーズ」だったので。