アルビノ・アリゲーターのレビュー・感想・評価
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ラストの展開は秀逸でした
強盗に失敗してバーに逃げ込んだ3人組と、バーに居合わせた人質を描く物語。
ケヴィン・スペイシー初監督作品です。「初」とのことですが、流石に高いレベルに仕上げてきました。
バー内部での緊張感が秀逸です。犯人と人質・・・は勿論、強盗犯内部の軋轢も上手に加えて、緊張感を高めていきます。
そして、包囲するAFTが逮捕を目指す密売犯の存在。
クライマックスでは、上手に伏線が回収されて、しかも人間の業を感じさせる展開。見事でした。
ただ、強盗犯内部の諍いや兄が弟を諫める展開を最近良く鑑賞してしまっているので、その点は厳しめに観てしまったのが残念なところ。
評価は4にしました。
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最初から、人を撥ね、パトカーに追跡され、そのパトカーに激突される...
最初から、人を撥ね、パトカーに追跡され、そのパトカーに激突されるという凄まじい展開。息つくヒマもなく、閉店間際のバーで落ち着くが、事故で怪我をしたマイロ(シニーズ)は仲間からも殴られてしまう・・・痛いよ・・・
バーのテレビに警官隊のニュース映像が映る。彼らは人質を取ってはいたが、「警官を3人殺した」という事実はない。狐につままれたような思いになったが、警官が追っていたのは別の犯人だったのだ。。ミスター・クワイエットと呼ばれていたガイ(ヴィゴ・モーテンセン)。彼が追われ続けていた武器商人だ。
色んな葛藤もあって心理劇としても楽しめますが、なんといってもオチがいい!マット・ディロンのきょとんとした顔なんて最高~
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