「ラストの展開は秀逸でした」アルビノ・アリゲーター よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの展開は秀逸でした
強盗に失敗してバーに逃げ込んだ3人組と、バーに居合わせた人質を描く物語。
ケヴィン・スペイシー初監督作品です。「初」とのことですが、流石に高いレベルに仕上げてきました。
バー内部での緊張感が秀逸です。犯人と人質・・・は勿論、強盗犯内部の軋轢も上手に加えて、緊張感を高めていきます。
そして、包囲するAFTが逮捕を目指す密売犯の存在。
クライマックスでは、上手に伏線が回収されて、しかも人間の業を感じさせる展開。見事でした。
ただ、強盗犯内部の諍いや兄が弟を諫める展開を最近良く鑑賞してしまっているので、その点は厳しめに観てしまったのが残念なところ。
評価は4にしました。
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