アルビノ・アリゲーター
劇場公開日:1998年2月28日
解説
警察に包囲された極限状態の中、3人の強盗と5人の人質の心理戦を描いた密室サスペンス。監督は「ユージュアル・サスペクツ」「セブン」の名演で一躍注目された個性派俳優ケヴィン・スペイシーで、彼の監督デビュー作。脚本は本作がデビューとなるクリスチャン・フォルテ。製作は「ジム・キャリーはMr.ダマー」のブラッド・クレヴォイ、スティーヴン・ステイブラー、ブラッド・ジェンケル。撮影は「アフター・ダーク」のマーク・プラマー。音楽は異能派ギタリストでもあるマイケル・ブルック。美術はネルソン・コーツ。編集は「クロッシング・ガード」のジェイ・キャシディ。衣裳はイシス・ムセンデン。出演は「誘う女」のマット・ディロン、「ドンファン」のフェイ・ダナウェイ、「身代金」のゲイリー・シニーズ、「アンダーワールド」のジョー・マンテーニャ、「クリムゾン・タイド」のヴィーゴ・モーテンセン、「評決のとき」のM・エメット・ウォルシュほか新旧の個性派が顔をそろえる。
1996年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Albino Alligator
配給:東北新社
劇場公開日:1998年2月28日
ストーリー
強盗に失敗した兄弟のドヴァ(マット・ディロン)とマイロ(ゲイリー・シニーズ)と友人のロウ(ウィリアム・フィッチナー)の3人組は警官を殺してしまい、ディノ(M・エメット・ウォルシュ)が経営するバーに逃げ込んだ。しかし、警察は3人を追跡中の銃器密輸犯と勘違いしていたため、あっという間に包囲し、ディノ、ジャネット(フェイ・ダナウェイ)、ダニー(スキート・ウーリッチ)の親子、ジャック(ジョン・スペンサー)、ギイ(ヴィーゴ・モーテンセン)が人質になった。まず、逃げようとしたディノが殺された。ギイが、人質のふりをして逃げればいいと3人に提案するが、なかなか方針が決まらず、結局、バスと飛行機の準備を要求した。一方、TVでは銃器密輸犯の容疑者としてギイのことが報道される。警察が追っている武器商人とはギイだったのである。そのうち、3人は仲間割れを始め、ドヴァは投降しようとするが、マイロに銃口を向けるた。絶望したマイロは自殺する。次にジャックが半殺しにされ、ジャネットは残された息子ダニーをかばうため、彼等の命ずるままに、ジャックを射殺した。その銃声を聞いて、踏み込んできた警察はギイとロウを射殺する。残された3人は無事救出された。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ケビン・スペイシー
- 脚本
- クリスチャン・フォルテ
- 製作
- ブラッドリー・ジェンケル
- ブラッド・クレボイ
- スティーブン・ステイブラー
- 撮影
- マーク・プラマー
- 美術
- ネルソン・コーツ
- 音楽
- マイケル・ブルック
- 編集
- ジェイ・キャシディ
- 衣装デザイン
- アイシス・マッセンデン
- 字幕
- 松浦美奈