アルゴ探検隊の大冒険のレビュー・感想・評価
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The man with one sandal. 何!「俺戦エンド」だと!?
内容よりも出演よりも監督よりもレイ・ハリーハウゼンの特撮で有名な「アルゴ探検隊の大冒険」。確かに予想以上に良く動いてました。これ観た当時の人はビックリだったろうなぁ。
時代も時代だし、もっとカクカクしてるかと思ってたのですが、青銅の巨人にしろ、ガイコツ兵士にしろしっかり動いているんですよね。流石レイ・ハリーハウゼン。巨匠と言われるだけはありますわ。
今ではCGがあるのでどれだけでもリアルにできるのですが、ストップモーションって独特の味があります。こういう特撮が今のCGでの映画作りに繋がっているんだなぁっと思うと感慨深い物があります。
たまにCGを嫌う人がいますが、ストップモーションにしろ、CGにしろ、物語を表現する道具でしかない訳なんですよね。人間が物語を好きなのは大昔のギリシャ神話を作ってた時代も、今も変わらない要素ですし、その表現方法が変わっていくだけで。いつの時代も大事なのは人間の想像力で、頭の中にイメージをしっかり持ってて、それをストップモーションで現した技術は単純にスゴいと思います。
今のCGもスゴいですけど、例えばVR映画の時代が来ればそれも古いものになるでしょうし、これから今の自分の頭では思い付かないぐらいの映像表現もできるかもしれない。そんな連綿と続いて行く表現の進化の中で、ストップモーションという1つの時代の代表となる作品でした。
ただ「俺達の戦いはこれからだエンド」はいただけなかったです!
子供の頃、テレビでよく放映していた。神々が机上の人間に話しかけた...
ハリーハウゼン・マジックの真骨頂!
幸福をもたらす“黄金の羊の毛皮”を手に入れる勇者たちの冒険を描いた、ギリシャ神話を元にしたレイ・ハリーハウゼン特撮の1963年の作品。
普通に冒険ファンタジーとしても面白いが、シンドバッド3部作と並ぶハリーハウゼン特撮の傑作と言われ、そのマジックを堪能したい。
島に着いた一行をまず襲う青銅の巨人像。ズシン、ズシン…と重厚感たっぷり。
7つの頭の竜ヒドラ。7つの頭が見事に動く。
極めつけは、骸骨兵士!
今ならCGで簡単に表現出来るだろうが、ストップモーションのカクカクした動きが骸骨兵士にぴったり。
もし、最新VFXでリメイクされても、ここだけ譲れない!
骸骨兵士との戦いは、緻密な特撮技術も合成も見事!
これぞハリーハウゼン!
ハリーハウゼン・マジックここにあり!
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