「The man with one sandal. 何!「俺戦エンド」だと!?」アルゴ探検隊の大冒険 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
The man with one sandal. 何!「俺戦エンド」だと!?
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内容よりも出演よりも監督よりもレイ・ハリーハウゼンの特撮で有名な「アルゴ探検隊の大冒険」。確かに予想以上に良く動いてました。これ観た当時の人はビックリだったろうなぁ。
時代も時代だし、もっとカクカクしてるかと思ってたのですが、青銅の巨人にしろ、ガイコツ兵士にしろしっかり動いているんですよね。流石レイ・ハリーハウゼン。巨匠と言われるだけはありますわ。
今ではCGがあるのでどれだけでもリアルにできるのですが、ストップモーションって独特の味があります。こういう特撮が今のCGでの映画作りに繋がっているんだなぁっと思うと感慨深い物があります。
たまにCGを嫌う人がいますが、ストップモーションにしろ、CGにしろ、物語を表現する道具でしかない訳なんですよね。人間が物語を好きなのは大昔のギリシャ神話を作ってた時代も、今も変わらない要素ですし、その表現方法が変わっていくだけで。いつの時代も大事なのは人間の想像力で、頭の中にイメージをしっかり持ってて、それをストップモーションで現した技術は単純にスゴいと思います。
今のCGもスゴいですけど、例えばVR映画の時代が来ればそれも古いものになるでしょうし、これから今の自分の頭では思い付かないぐらいの映像表現もできるかもしれない。そんな連綿と続いて行く表現の進化の中で、ストップモーションという1つの時代の代表となる作品でした。
ただ「俺達の戦いはこれからだエンド」はいただけなかったです!
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