アリス(1988)のレビュー・感想・評価
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原題のNěco z Alenkyはチェコ語で「アリスの何か」を意味する
新作公開中の『蟲』を観に行くために見ておきました。
見ていて思ったエトセトラ
◯まず、音楽が無いってのは
随分と印象が変わるもんなんですねぇ〜
音楽の効果が、気分・印象の大部分を占めるようなことを、どこかで聞いた記憶あります。
◯1980年代か、せめて1990年代に見ておくべきだったかも。
発掘する喜びより、同時代感を味わった方がいいタイプの作品だと思いましたので。
◯不思議の国のアリスには沢山のクリエイターが挑みたくなるんでしょうねぇ。
シュバンクマイエルならではの回答が見れて、よかったです。
この映画を「う〜ん」と見てる時にふらっと来てちらっと見たツマが「そういうものでしょ」的なことを言いはなってました。
独自の芸術的な世界の中で好きなように遊んでいるんだからと受け取りました。^_^
◯机の取手をとる度「すぽっ」効果音には
毎回笑わせてもらいました ☺️
◯幼いアリスの衣装、靴下がうす汚れてるのは、もちろん監督の意図ですよね、
う〜ん、どうなんでしょう〜
(日本野球界ミスターの言い方で)
しかもその靴下にバターだかをベチョと
塗りたくったりしちゃって、
もしかしたらどこかの方々が、それは◯◯◯の
メタファー、、、とかなんとか言うのかなぁ〜?
独自の解釈として、処女に対する、、、とか、
幼さへの官能性、、、
なんてことをちらっと不埒にも考えてしまいました。🙃
◯よぉ〜し、次は「フォウスト」かぁ〜
ダウナー系ファンタジー
全体的な雰囲気がテレビの子ども向けの人形劇みたいで懐かしい気持ちになりました
大人になってから見ると不気味なんだけど、子どもは無心で眺めてるみたいな
部屋で紅茶のカップに石を投げ込んでいるということは最初の小川のシーンからすでにアリスの空想の中だったのかな?
大量の動物の骨や剥製から、父親は生物学者とか教授とかかなと想像しました
白ウサギがたびたび口にする
「遅刻してしまう」
「クビを切られる」
って仕事してるお父さんみたいだなと
ドアを強く叩かれると怯えるとか冷たくされたときの睨むような表情とか、アリスの心の闇を感じます
何度も白ウサギに「ねえ、待って!」と呼び掛けるのにひたすら無視されるのが印象的でかわいそうでした
両親とも厳しくて冷たいから寂しいのかな…
ラストが難しかったです…
誰に向けての台詞?
お父さん?ハサミでは難しくない?
もっと子どもとの時間を作りましょうということかな
休みの前の日の夜中にぼんやり見たい映画です
凝ってる
アニメーションがすごく凝っていました。
それだけでもこれを見る価値はあると思う!
内容は、よくわからなかった(まず原作をあまりしらない)
丸尾末広やアングラな漫画の短編にありそうな夢オチ...でした。
それにしても、アリスが可愛くて綺麗で素敵でした!
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