アラジン(1992)のレビュー・感想・評価
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他人を思いやるということ
今から抜け出したい
登場人物が皆、キャラが立っていて魅力的。
主人公のアラジンを始め味方側は、善人ではあるものの欠点があり、完璧聖人ではない。そのため親近感がわき、魅力を高めている。悪役も恐ろしさもありながら、目的が小悪党じみていてコミカル。また、人間ではない猿、鳥、虎だけでなく、非生物の絨毯までなんと表情豊かなことか。
ストーリーもやや簡潔というか、もっと深掘りしても良いのでは…と思わなくもないが、まず子供向けだし、決して破綻はしていないので良いと思う。最近の映画が長すぎるのかもしれない。
なんといっても楽曲、そしてジーニー役のロビンウィリアムズ・山寺宏一には本当に感動。
何年も前の作品なのに、全然色褪せない。 飽きずにノンストップでおも...
Do you trust me? 意外と面白かった!
今まであまりディズニーアニメと縁のない人生を送っていたのですが、今度実写化されるという事で視聴しました。嘘か真か、実写化にあたりアニメの脚本家には全くお金が払われなかったという噂で、実写とアニメがどれぐらい似ているのか逆に興味が湧きまして。本作の公開当時は実写化する予定もなく、実写の分は契約に含まれてなかったので支払わなかったそうなのですが・・・真相はいかに?
といったビジネスの話は置いといて
、本作意外に面白かったです!話はかなり王道なのですが、起承転結がしっかりしていて、ディズニーってストーリーテリング上手いんだなっと改めて感心しました。
またキャラクター作りも上手いんですよね。アブーやジーニー等主人公じゃないキャラクターもしっかり血が通っています。大事。こういうのとても大事。
そして何と言っても魔法のじゅうたん!メチャメチャ有能で動きが愛らしい。普通に空を飛んでいたのですが、あのスピードって良く考えると恐ろしく速いですよね。アラビア半島からエジプトまでならまだしも、そこからギリシャに飛んで最後には・・・中国!?
アラビアンナイトの成立が8世紀と言われてて、当時の中国は唐だったので首都は長安。仮に長安まで行ったとして、サウジアラビアのメッカから中国の長安(今の西安)まで約6,800km。例えば日本の最北端宗谷岬から九州鹿児島の最南端の佐多岬まで約2,700kmということを参考にしても、あのじゅうたんはとんでもない速さで飛んでた事になります。まぁ、時間と場所の明記がなかったので仮定の話になのですが、じゅうたん君が有能なのは間違いありません。1枚欲しい!
じゅうたん君の詳しい考察「空想科学読本」あたりで詳しくやってないかな?
アラジンのどこが原石?
昔から、嘘は嘘だと思ってしまい、また王女も世間知らずすぎて簡単に人について行ってしまうところが理解できなかった。王様も腑抜けだし、ジャファーは極悪で。
久々に見てみて、やはり泥棒は泥棒だし、抱く印象は変わらないのだが、ジーニーがとにかく面白い。
ジーニーがアラジンに寄り添い、助言もする共感力の高さが素晴らしい。
そんなジーニーを自由にすると良いながら、王子であるという嘘に嘘を重ねるために、自由にはできないと傲慢にジーニーとアブーに接するアラジン。
途端にジャファーにより事態は悪化する。
世界一の魔法使いなら、ジャファーはジーニーに頼んで願い事を使わなくても色々と自力でなんとかできるのでは?と思うのだが、ジーニーとアラジンとジャスミンとアブーが協力して機転をきかし、ジャファーを退治。
次にランプをこする人が心底現れないで欲しい。
whole new worldでたくさんの鳥と飛ぶシーンが素敵。現代では、飛行機からでも流れ星は間近でみられるし、まして絨毯も誰のものかわからない物。泥棒と結婚するほどの根拠にはならない気がするが、外の空気を思いっきり吸って外の世界を見て外の風を浴びて、開放感を味わえた事はジャスミンにとってとても大きな事だったのだろう。一度きりの絨毯旅行を思い出に、結婚後も仲良く、平和に楽しく、公務にも励まれてほしい。
私の知ってるアラジンはホールニューワールドだけだった(笑). 小さ...
私の知ってるアラジンはホールニューワールドだけだった(笑).
小さい時に1回は絶対見てるはずなんだけど、大人になってから始めてちゃんと見た。
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自分全然アラジンの話知らなかったみたいで、記憶にあったのは空飛ぶ絨毯の場面だけ(笑)こんな壮大な話だったんだね(笑).
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アラジンはディズニープリンスシリーズの中でも後の方に出てきたから、アラジンは王子じゃないし、ジャスミンもちゃんと意思を持ってる。
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白雪姫のように鈍臭いから城から追い出されてたまたま通りかかって助けてくれた王子にコロッと行くんじゃなくて、自分が気に入らない王子にははっきり嫌って言えるジャスミンやっぱり好き👍👍.
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美女と野獣見てて、ベルがガストンにはっきり断らない所とかほんとイライラするんだよね。嫌なら嫌とはっきり言わなきゃ。
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アラジン来年実写化されるらしいですけど、空飛ぶ絨毯のところは絶対綺麗ですよね〜楽しみ。
幼稚園の頃から大好きな映画😌 人生で最も印象に残ってるストーリー✨...
名作!
原作の良さを壊していない
総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 80
世界中で知られている不朽の有名な物語のアニメ化。貧乏人の苦労からの成功、姫との真実の恋、悪人、魔法とファンタジーに必要なものが綺麗にそろっている。全体的に深刻ではなく軽いのりだが、原作の良さを壊すことなく上手に仕上げた。音楽も話に合っている。
私の映画の原点から、映画を観る
記憶に残る限りじゃ13年ぶりぐらいに観ました。
私が初めてアラジンを観たのは5,6歳の頃かな?
サンタさん(母)がクリスマスプレゼントとして、アラジンのビデオをくれました。
(ちなみに鑑賞手段はビデオデッキです。なんでリストにないのさ。)
ただ当時の私としては、ありえなかったですね。
別にアラジンを欲しいと言ってませんし、知っているわけでもなかったし
「もっといいおもちゃあるでしょ!!」なんてツッコんだっけ、心の中で。
まあでも、観てみると子どもながらに楽しめて、それなりにハマって、んで何回も観るようになって。
映画好きの私を育ててくれたの、実はアラジンのおかげなんですよね。
もしこの映画に出逢ってなかったら、きっとここまで映画好きじゃなかった。
んでそんな映画好きの原点作品を、今になってもう一度観ようと思った。
最近3Dの移行や醜いテーマが多い映画が増えてきたからこそ
私の映画の原点を観つめ直してみたかった
歌と映像には温かみに溢れていて
友情や愛というテーマに溢れていて
そして嘘を認めようと変わっていくアラジンに涙して、
私が今も求めている映画はやっぱりこういうのだ。
映像はスゴイだけじゃダメだ、温もりがないと。
テーマはリアルを超えた衝撃的なものになってはいけない、
現実に還ってくる話でないと。
映画は2時間の中で主人公が
どれだけ変わるかで勝負しなきゃいけない
それが映画全体の、人間の本質の美しさであり
映画にも人にも共通する魅力であるからだ。
僕らは映画を通して、人間の生き方を観ているはずである。
だから3Dにして「見え方」を変えたところで
「見方」が変わるわけじゃないから、映画の魅力も同等であるはずなのだ。
もちろん、こういう映画は1年に2,3本出逢う
数でみれば寂しいが、それでも出逢えたときの衝撃は一生もの。
そういう映画が、広く認められていくべきだと思うのだ。
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