劇場公開日 1953年

雨に唄えばのレビュー・感想・評価

全99件中、21~40件目を表示

4.0ダンスと唄を堪能できました

2025年3月8日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

非常に明るく楽しいミュージカル、ダイナミックなダンスに圧倒されました。
出演者の皆さんが芸達者で驚きです。

出演者の中に「ジーン・ケリーのダンスパートナー=シド・チャリシー」とあり、どの人?と思ったら、終わりの方で黒髪ショートカット・緑のドレスでタバコを燻らせジーン・ケリーを誘惑しながら曲Broadway Melody Balletで踊る方なのですね。上映中は誰だっけ???と混乱していました。

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ケイ

4.0こんなに楽しいエンタメだったのか

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

有名すぎる映画を
午前十時の映画祭で初めて鑑賞

土砂降りの中で歌い踊るあのシーンだけは知っていたけれど
どんな話かはまったく知らずに映画館へ

楽しい。歌もダンスも楽しい。
ブレイキンみたいな動き?!のダンスもあり、
歌とダンスの見せ場がいっぱいあり、
いいわー。
カラーも美しく、いいわー。

名作は、ずーっと名作なのね。

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くまっち

4.0MGMミュージカルの金字塔。個人的にはジーン・ケリーよりもドナルド・オコナーの芸が好き。

2025年3月5日
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鑑賞方法:映画館

まず先行レビューに「サイレントからのトーキーに移る時代の人々の苦労がしのばれた」みたいなものがあるがこれはもちろんそんな深刻な話ではない。映画の中で名前が出てくるワーナーブラザーズの「ジャズシンガー」は1927年の作品なので本作の四半世紀前。その時代を舞台にしているから映画の中で制作されている「踊る騎士」はモノクロなのです。この時代のアメリカ人の25年は大きいです。ほとんどフランス革命を描くのと変わらない時代感覚で考察とかはめちゃくちゃ。でもそれでイイんです。MGMのミュージカルなんだから。テキトーな(この作品はそれなりに入り組んでいるが)ボーイミーツガールのコメディ仕立ての筋に素晴らしい楽曲とパフォーマンスが乗っかっているということだから。
ところでジーン・ケリーですが、MGMのミュージカルスターとしてよくフレッド・アステアと並び称されるけど、実は年齢は13歳も下になります。アステアはそれこそ無声時代から映画に出ていて最初のピークは30年代。かの素晴らしいジンジャー・ロジャースとのコンビはほとんどがRKO作品だった。それに比べるとジーン・ケリーはその活躍はほとんどが戦後からで、最初から最後までMGM。
実は私はあんまりジーン・ケリーは好きではない。あのマッチョな体型もザキヤマっぽい顔もそうだけどアート志向、バレー好きみたいなところがね。この映画を観ていると本当に身は軽いしコメディ演技もできるのだけど。
だから私のこの映画のイチオシはドナルド・オコナーのパフォーマンスです。特にボードヴィリアンとしての実力を惜しみなくみせてくれるナンバー「Make 'em Laugh」とかね。
そうそうこの作品はスタンリー・ドーネンとジーン・ケリーの共同監督です。おそらく全体の構成は職人ドーネンがみたのだと思う。明らかに他のシーンとはトーンが異なる「Broadway Rhythm Ballet」の部分だけはケリーがディレクションしたのでしょう。ここだけモダンでアブストラクトな感じが他から浮いちゃっています。ジーン・ケリーの高尚ごのみというか具体的にはバレー好きがよく出ています。この部分だけはデビー・レイノルズでは相手が務まらなかったのかシド・チャリスがパートナーになっているところが面白いですね。

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あんちゃん

4.025-033

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

早起きしてミュージカルの傑作を鑑賞。
歌にダンス、タップ、
出会いとすれ違い、最後はハッピーエンド。

最高に楽しめるエンタメ作品でした😄

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佐阪航

4.0DVDゲットシリーズ108円。こいつは確かに名作。 子ども向けのミ...

2024年12月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

DVDゲットシリーズ108円。こいつは確かに名作。
子ども向けのミュージカルかと思いきや。
主人公のダンスに息を飲む。加えて友人役もまたすごい。もはやダンスというよりアクションです。ヒロインも負けてない。3人でのパフォーマンスの素晴らしさよ。
トーキーへの移行期といった映画界の革命も絡み、奥深い部分もあり。素敵なロマンスでもあり。これは見るべき名作間違いなしですね。

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はむひろみ

3.0名作!だけど…

2024年9月29日
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正直ストーリーは覚えてない。でも良いのです。歌唱シーンはバッチリ思い出せる!本来映画の評価にストーリーはいらないし。

とはいえ流石にストーリー覚えて無さすぎる。まあ「ミュージカル」の名作なのでね。歌唱シーンなら心に焼き付いてるから良いよね。ストーリー覚えてないけど。

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ノ

5.0自然と笑顔になれる

2024年5月28日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

私の大好きな漫画「ここは今から倫理です」を読んで知った作品。

正直言うと私の駄文で穢したくない位最高。でもちょっと書く(笑)
素晴らしい歌声、軽快なタップダンス、テンポの良いストーリーに個性的な名脇役。まるでスクリーンから観客に向かって「元気出せよ!一緒に歌おう!」と励ましてくれているような、終始ご機嫌なミュージカル。自然と笑顔がこぼれ、体を揺らしながら一緒に歌いたくなる、そんな作品。
色使いがとても鮮やかで、ダンス以外でも観客の目を楽しませてくれます。

観ているだけで幸せになれる、夢のような時間をありがとう!🎶

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吹雪まんじゅう

5.0ひたすら楽しいのに、狂気的なショットもある凄い映画

2024年5月23日
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泣ける

笑える

楽しい

とにかく、これが70年以上も前の映画だと信じられない。
ひたすら楽しいのに、狂気的なショットもある凄い映画。

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エリセ

4.0映画終活シリーズ

2024年1月21日
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鑑賞方法:VOD

1952年作品
ミュージカルといえば、やっぱりこれ
大きいスクリーンで一度観たい一本

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あきちゃん

5.0映画史の一里塚。こっちまで雨の中で歌いたくなるよ

2024年1月3日
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鑑賞方法:TV地上波

ちゃんと観たのは初めてです。
お正月のTV地上波でした♫

あのアカデミー賞独占「The Artist」は、なるほど、この映画のテイストを踏んでのものだったのですねー。

「ミュージカル映画」って、本場ブロードウェイまで行けない地方の庶民のために、工夫して提供された娯楽なのでしょうね。
劇場の舞台の上に設えられたスクリーンに、まるでそこに生身の俳優たちが歌って踊っているかのように、ミュージカルのステージが写し出されるわけですから、これはまったくうまいマリアージュだと思いますよ。
⇒ かの有名なピアニストで作曲家だった偉人フランツ・リストは、オーケストラという物を見たことのない &経済的にオーケストラの楽団を呼べない、そういう小さな街での演奏会のために、ベートーヴェンやワーグナーの大掛かりな交響曲をピアノ用に編曲しました。そしてリスト本人が欧州の各地を回りました。ピアノならどんな田舎にもありましたから。
演奏家自身が聴衆の前まで旅をして、移動をしなくてはならなかったのは、まだレコードの録音技術が発明される前だったからです。

この映画、
無声映画時代の、
下積みの長かった好青年ドン・ロックウッドくん=ジーン・ケリーと、
"その他大勢”の役柄でショーダンサーをやっていた舞台女優のキャシー・セルドン嬢、
この二人のやり取りから生まれた、活き活きした化学反応の物語でした。

=あなたはただのフイルムの影ね
=何をやってもおんなじじゃないの
=映画は観ないわ
・・キャシーの急所を突くこの批評に頭を抱えたのは、それまで順風満帆だったドンでした。
無声映画がトーキーに移り変わるという、激動期の、そして過渡期の、ショービジネスのすったもんだを楽しく魅せてくれましたよ。

サイレント映画であれば、俳優たちは見栄えさえ良ければそれで構わなかった。声も歌も入らないのだから。
だからカメラを回しての撮影中も、スタッフや監督が横で喋っててもぜんぜんOK。なるほど~
ところが同時レコーディングとなると、それまでの映画俳優たちが、大慌てで録音のための滑舌発声練習とか、
不細工な"大型ピンマイク”の失敗とか、
そしてアテレコの発明とか。

そしてどんなに映りが良くても、声も歌もダメだったリナが、大恥かかされて追放されるシーンは、ちょっと可哀想で同情なんです。

(ハイビジョンの放送開始で、アップに耐えるために、メイクのドーランを変えなきゃいけなかった俳優さんたちも、いくらか同じ気持ちでしょうか、笑)。
トーキー誕生のあの頃、仕事を失うことに戦々恐々としていたスタアたちは、あんな風にたくさんいたのだろうなぁと思います。

あの「The Artist」と一緒に観れば活動写真の発展と歴史がわかりますよね。
加えて、常に芸に誠実であろうとしていたドンの姿勢は、第一級のエンターティナーとして、安心して家族全員で鑑賞できるオススメの映画だと思いました。

そして僕が思い出すのは、あのディズニー初の、トーキー総天然色アニメーションの「ファンタジア」を観たときの衝撃!
あのちょっと古風でありながら、細部に至るまで徹底的に作り込まれた、当時としては最先端のサイケデリックな絵柄と色彩。あれに ノックアウトされた日のことです。
「雨に唄えば」の演出や振り付けの独特な雰囲気は「ファンタジア」を彷彿とさせます。
新しい時代へのとんでもない意気込みを両作に感じるのです。
今回、デジタルリマスター版で、映像と色味が、ここまで艷やかに復活するとは、心底驚きでした。

でもこんなに甘いマスクで、ジーン・ケリーにニッコリ微笑まれたら、そりゃあ誰だってイチコロっていうものです。

エンディングは めでたしめでたし。
お正月からいいものみせてもらいました。

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きりん

2.5この時代の映像の色彩がレトロで鮮やかで大好き! お気に入りは演技し...

2023年9月11日
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この時代の映像の色彩がレトロで鮮やかで大好き!
お気に入りは演技しながら言い合うシーン

昔の俳優はすごいな
歌えて踊れて演技が出来て貫禄、煌びやかさがある

有名なsinging rain〜♪って始まった瞬間鳥肌
見るまではショーシャンクの空的な雨かな?と想像してたけど全然違った(笑)

雨に唄えばってネガティブイメージの雨を明るいものとして転換させたことそれだけで素晴らしい功績
でもミュージカル映画が苦手な者からしたら個人的な星はこんなもん

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こな

5.0ミュージカル映画の金字塔‼️

2023年8月2日
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笑える

楽しい

興奮

初見の際、映画とは何たるかをまるで分かっていなかったアホタレに映画の素晴らしさ、ミュージカル映画の楽しさを教えてくれた超名作‼️まずやはりミュージカルナンバーの素晴らしさで、発音練習所で歌い踊る「モーゼス」や主役の三人による「グッド・モーニング」なんか大好きなナンバーですね‼️でもやっぱりタイトル曲‼️まず口笛が聞こえてきて、歌が始まって、そしてダンスが始まって・・・大好きな女の子と朝まで過ごした男の子。雨が降ってきても喜びと彼女への愛で胸がいっぱいの彼には、傘は必要なし、幸せな気持ちで雨を楽しむ‼️ホント素晴らしいです‼️ジーン・ケリーはホント凄い‼️ダンサーとしてはフレッド・アステアに軍配が上がるかもしれませんが、振付に演出までこなすジーン・ケリーが映画人としては上かも‼️そしてこの作品はストーリーの面白さも抜群‼️映画がサイレントからトーキーへ移り変わる大混乱‼️聞いてるだけでオカシイ、リーナ役ジーン・ヘイゲンの悪声をはじめ、口の動きと声が合わなかったり、マイクの位置のせいで心臓音はじめ変な音が入ってきたり、音声の大小が激しくなったりと、一つ一つが可笑しく、映画ファンなら爆笑必至で、大変な現場で一生懸命働く当時の映画人への愛情に溢れていますね‼️初見以来、私にとってミュージカル映画ナンバーワンであり、これからもナンバーワンだと思うし、あと少なくとも100回は観たい‼️

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活動写真愛好家

4.5楽しい、美しい、楽しい〜!!!!!😂

2022年11月6日
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2022.76本目
タイトルだけ知っていて内容は全く知らなかったけど、アマプラで観れるということで視聴!!
最初っから最後まで楽しい楽しい楽しい!!

歌とダンスはさることながら、色彩もテンポ感も、サイレント映画からトーキー映画への移り変わりという舞台背景もキャラクターも、最高!!
特に、早口言葉の掛け合いで歌っていくシーンがとても好き!何回でも観れる!!最後に、「Aー!!」と叫ぶところで大爆笑!🤣1952年の映画をここまで純粋に楽しめると思わなかった!!

タップダンプが見事だし、みんなバレエをやっていたのかなとおもうくらい動きが美しくて、スタントも大胆でびっくり!

現代の「ララランド」と比べても見劣りしないくらい…というかそれ以上に好きかもしれない!ララランドと重なる部分が多くて、本作品のオマージュなんだなって思いました〜!ララランドは大好きだけど、3回視聴以降はミュージカル部分だけを抜き出して観ていたくらいだったので、雨に唄えばはコンパクトでミュージカル部分が多いのでなお好きです!何回も何回も見ちゃうと思う!

ただ、「踊る騎士」のブロードウェイメロディの部分がやけに尺が長くて、ストーリーも、?なところが多くて不要だった気がする!その点で星4.5でした!!
素晴らしい演者の方々には、拍手喝采〜!!!!👏🏻

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とも

5.0ジーン・ケリーが唄い、踊る!!

2022年7月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

1952年。監督:ジーンケリー、スタンリー・ドーネン。
ジーン・ケリーの肩書を見ると、俳優、ダンサー、振付師、歌手とあります。
生まれながらのミュージカル・スターなのですね。
この映画の前年(1951年)には「巴里のアメリカ人」で主演したケリーは
アカデミー名誉賞を受けています。
(これは、ジーン・ケリー唯一のオスカーとなった)
現在では「巴里・・・」より「雨に唄えば」が今なお色あせることなく愛される映画です。
ガーシュイン作曲の「巴里のアメリカ人」より、「雨に唄えば」はアーサー・フリード(作詞)とナシオ・ハーブ・ブラウン(作曲)のコンビの過去のヒット曲を集めたミュージカル。
聞き馴染みのある曲を聴けるのは、嬉しいことですね。

「Singining in the Rain」を傘を差しながら唄い踊るジーン・ケリー。
雨どいからは鉄砲水が流れている。
何トンの雨を降らせたことか?
よく足を滑らせないものです。
楽しげなジーンの表情が観る方にも伝染します。
素晴らしい名シーン。

ハリウッドがサイレント映画からトーキーに移行し始めた頃。
トップスターのドンとリナは何度も共演して結婚を噂される間柄。
公私混同して愛されてると思い込んでいるリナ(ジーン・ヘイゲン)に対して、
好意どころか、大嫌いなドン(ジーン・ケリー)。
サイレントからトーキーに変わるとリナの悪声がバレる。
新人のキャシー(デビー・レイノルズ)をリナの声の替え変え大作戦。

首を絞められた鶏さながらの声で演技するリナ役のジーンへイゲンも災難でしたね(笑)
このラストのネタバラシが実に痛快。
(年増女は若さ溢れる清純派には勝てないですね)

華やかなハリウッドのバックステージが覗けるのも楽しい。
(衣装が実にゴージャスで目にも楽しかったです)

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琥珀糖

4.0雨の中はしゃぐ大人♪

2022年6月14日
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鑑賞方法:VOD

あたしもはしゃいでみたくなる♪

ジーンケリーはもちろんなんだけど
ドナルドオコナーさんのキレのある
コミカルダンスもすごい!
3人のダンスシーンも圧巻!
何回撮ったら成功するんだろ?という
3人でソファでひっくり返るやつ!!すご!

ダンスだけでこんな芸術性の高い作品
作れるのだから
今のヒップホップも唸るもの見せてほしい

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mamagamasako

5.0観ていて純粋に楽しい

2022年5月18日
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ジーン・ケリーとドナルド・オコーナーのタップダンスはどの場面でもキレが凄く、思わず見惚れてしまう。
雨の中のダンスシーンはいつ見てもうっとりしてしまう。

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どせいさん

5.0このミュージカルが好きだぁ♪

2022年3月18日
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いつ観てもどんな時も楽しめる本当に素敵な映画。

隅々まで気が配られている。この才能を感じるこの雰囲気が最高です。

名作中の名作〜。ミュージカルはこうでないとねぇ〜♪

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Amitayus

5.0ザッツ・エンタテインメント!!

2021年12月14日
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鑑賞方法:VOD

計算された動きが凄い。しばらくぶりで、腹抱えて笑った。何度見ても良い。
ここまでやられると、日本の芸人はかなわないですね。色々な意味で。

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マサシ

4.0昔の役者は芸達者

2021年6月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジーンケリー扮する人気スタードンロックウッドは、常に威厳を保つ事を肝に銘じた。共演者のリナラモンドと結婚間近と言われた。しかし、リナの声はかなり悪声で、デビーレイノルズ扮するたまたま車に乗せてもらった舞台女優キャシーセルドンに気持ちが移ってしまった。世の中トーキーの出始めで、ドンはリナの画面にキャシーの声を吹き替える事を考えた。ミュージカル仕立てでなかなか楽しませてもらったよ。昔の役者は芸達者だね。

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重

4.5キレキレでユーモアも交えたタップダンスの素晴らしさに感動

2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

時計仕掛けのオレンジの主人公が何故か歌うのが“雨に唄えば”。ということで、興味を持って鑑賞。

古い1950年代初頭のミュージカルということで期待してなかったが、冒頭のジーン・ケリーとドナルド・オコーナーのユーモア一杯のタップダンスの素晴らしさに早々と驚愕してしまった。そう言えばウエストサイドストーリー以後のミュージカルは見ているが、タップダンス全盛の時代のものは全く見ていないことに気がつかされた。

勿論、有名な雨に唄えばのジーン・ケリーのダンスも見事で、素晴らしい演出もあり感動。でも、ユーモア一杯のドナルド・オコーナーのダンスの振り付けも楽しい。クルクル回る動きは好きでは無いが、その他のダンスの動きのキレは、今もなお凄いと唸らされた。そして、ジーン・ケリーがダンス振り付けから監督までやっていることに改めてビックリ。

ストーリーとしては、トーキー映画スターとしての階段を登るヒロインのデビー・レイノルズの魅力が満載。一方、サイレント時代の悪声大女優を演じたジーン・へイゲンが可愛いそうと思ってしまった。ただ、この声は裏声で、映画の中の吹き替えた声が本来の声らしく、アカデミー助演賞もノミネートされたとのことで、ひと安心。

映画全体として、多くの才能を集めたエンタテインメントの一大拠点としての全盛時代のハリウッドの凄さ・厚みを感じた。

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Kazu Ann
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