「パパラッチ」甘い生活 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
パパラッチ
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冒頭、ヘリがキリスト像を運ぶシーンでは水着美女たちが手を振っている。みな腋毛を生やしていて、とてもセクシー・・・ドキドキしてしまう。モテ男ぶりを発揮するマルチェロと美女が戯れても絡むシーンがないので、単体のほうがエロチックだ。
ローマの上流階級の退廃的な生活。庶民の信心深さ。ゴシップ報道記者たちの無謀さ。カメラマンのパパラッツィオが「パパラッチ」という言葉の元になったことも有名な映画。
二人の聖母とか、交霊術とか、ゴシップネタにもこと欠かない。そういった週刊誌ネタなんて現代と変わりない。変なパーティも終盤に登場したり、俳優の名前がいっぱい出て来たりと面白いところもあるけど、3時間ずっと盛りあがらないままで見せられると疲れてきます。
ラスト、海岸に打ち揚げられた怪魚と、波打ち際の遠方で少女の声が聞こえないシーンは物語を収拾するのに素晴らしい部分なのに、この3時間の疲れを癒してくれるだけの効果しかなかった。
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