明日よさらば
劇場公開日:1969年6月28日
解説
ミーノ・ローリとジュリアーノ・モンタンドの脚本を、ジュリアーノ・モンタルドが監督したアクションもの。撮影をエリコ・メンツェル、音楽は名手エンニオ・モリコーネが担当している。出演は「ローズマリーの赤ちゃん」のジョン・カサヴェテス、「ダブルマン」のブリット・エクランド、他にピーター・フォーク、サルヴォ・ランドーネ、ガブリエレ・フェルゼッティなど。テクニカラー、テクニスコープ。
1969年製作/イタリア
原題または英題:Gli Intoccabili
配給:東和
劇場公開日:1969年6月28日
ストーリー
アメリカのサン・クィンティン刑務所からマッケイン(J・カサヴェテス)が釈放された。彼は情婦ローズマリーと組んで数々の強盗を働き、伝説的なギャングになっていた。迎えに来てくれたのは息子のジャックだった。アパートについたマッケインは保釈金は、ラスベガスのカジノ・ロイヤルを襲撃し百万ドルを手に入れる計画だと聞かされた。この計画にはアダモいう影の計画者がいたが、マッケインに、そのことは知らされていなかった。その夜、マッケインはバーでアイリーン(B・エクランド)と知り合い一夜を共にした。二人は互に愛し合うようになった。翌日マッケインはラスベガスに事前調査に出かけたが、この仕事の背後に黒幕がいるのを感じた。その頃ジャックは、カジノが組織のもので手を出した者は容赦なく殺すといわれたアダモに、カジノ襲撃から手をひくよう命令された。が、ジャックにはマッケインの居所がわからなかった。調査の末ジャックがあやつられていることを知ったマッケインは、その夜ジャックをよびだした。ジャックには二人の男がついていた。マッケインはその二人を機関銃で殺したが、ジャックも殺されてしまった。激怒したマッケインはカジノ襲撃をすることにより、組織への復讐を考えた。マッケインは周到な計画をたて、まんまと二百万ドルの金を奪った。それによって、アダモは殺された。が、全米の組織にマッケインとアイリーンの手配写真がばらまかれた。マッケインはローズマリーをたより、メキシコ逃亡を考えた。だが、出発目前にし、マッケインは銃弾にたおれていった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジュリアーノ・モンタルド
- 脚本
- ミーノ・ローリ
- ジュリアーノ・モンタルド
- 撮影
- エリコ・メンツェル
- 音楽
- エンニオ・モリコーネ
受賞歴
第22回 カンヌ国際映画祭(1969年)
出品
出品作品 | ジュリアーノ・モンタルド |
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