アウトブレイクのレビュー・感想・評価
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未知のウィルスとの戦い
アメリカ陸軍感染症研究所の軍医ダニエルズ大佐をダスティン・ホフマンが、元妻でアメリカ疾病予防管理センター(CDC)の女医をレネ・ルッソが演じる。
端正な顔立ちのレネ・ルッソ、知的な女医役が似合っていた。
軍による「一掃作戦」・「封じ込め」が恐ろしい。
苦しみ悶え亡くなる人々、危険な状況下で命懸けで働く医療従事者達の姿がリアルに描かれており、多くの命が失われ、経済に大きなダメージを及ぼすウィルスの怖さを改めて思った。
-You be careful.
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
未知のウイルスの怖さ
コロナ禍の今だからこそのリアリティある良作映画
『アウトブレイク』はパンデミックを描いた映画の中でも良作だと思います。
古いものだと日本小説原作の『復活の日』や、SFパニックの古典『アンドロメダ…』、ひらたく言えばゾンビ映画もパンデミックの映画なわけで、未知の病原体やウイルスを扱った映画はたくさんあります。
その中でも『アウトブレイク』の優れているところは、圧倒的なリアリティ。
特に、コロナ禍を経験する我々には、25年以上前の古い作品とは思えません。
エボラ出血熱の感染危機を描いたノンフィクションを下地にしつつ、リアルな描写に定評あるウォルフガング・ペーターゼンが監督を務める作品。
今だからこそ、一見の価値のある作品だと思います。
個人的に印象的なシーンは、劇中で主人公の元妻であり研究者のロビーが、感染者を採血する際に誤って注射針で指を刺し感染してしまうシーン。
研究者として誰よりもウイルスの恐怖を理解しているロビー。
パニックに陥り、自暴自棄になる彼女をなんとか救うため、軍の包囲網を突破し、ウイルスの宿主を確保しようとする主人公(ダスティン・ホフマン)の活躍。
そして、そこからの一連の流れがまさに90年代アメリカ映画の王道という感じで、非常にエキサイティングで面白いです。
現実世界でも、今まさに最前線の現場で、コロナウイルスの対策に当たる医師や看護師の方々がいらっしゃいます。
ロビーのように不安を感じつつも、現場で医療行為に従事して下さってることに本当に感謝ですね。
頭が一ミリも上がりません。
こういった映画も見ながら、「いま自分には何ができるのか」を考えるきっかけにするのも一つかな、と思いました。
今の社会・・
今こそ観るべきパンデミック映画の代表作
この映画を初めて観たのは小学6年の時、
担任の先生がクラスで鑑賞することに決めました。
今思えば、その先生は素晴らしい先見の明でしたね。
改めて観て印象深かったポイント
・映画の終盤で、感染症が蔓延した1つの町を完全封鎖し、軍が飛行機でその町に爆弾を落とすことで、住民を犠牲に町ごとウイルスを駆逐しようとするシーンがあり、そんなことあるかいとツッコミながら、今の世の中、感染症の恐怖でとんでもない判断を下さいことがあり得ないとも言い切れない恐ろしさを感じる。。
・映画のラストシーン、ウイルスを保菌しても身体に問題が出ないキャリアー(映画では猿)を捕獲して、ウイルスの特効薬を開発し、一件落着。
これもコロナ禍の今観ておく作品
多くのアメリカ人に観ていただきたい映画
久々に見ました。 感染症のこわさがうまく表現されています。 野生宿...
久々に見ました。
感染症のこわさがうまく表現されています。
野生宿主から人間へと感染していく流れに軍の腐敗(ダメダメっぷり)を重ねて
飽きることなく観ることができました。
これはBSL4のウイルスでしたが、BSL2のCOVID-19はいつ収束するかな。
ラストシーンがしゃれている
予期せず何度も見てます。25年前の映画だけど、もっと昔の映像に見えます。
ウイルスがどうやって感染していくか、うつっていく様が描かれてます。あー、コロナと一緒だってなります。
軍の一部しか知らない事実を正当化するため(?)感染した街を焼失させようとする軍の上層部。
ラストシーンの軍人が良心に従うシーンはしゃれてます。
しかし、宿主が見つかれば、数時間で簡単に抗血清が作れてかかった人も治っちゃうもんなのぉ?!?!とは思いました。(笑
監督は「Uボート」の人
そのせいかミリタリー要素が強め
「コンテイジョン」「復活の日」につづき、パンデミックの進行中にあえて迎えにいくシリーズの3本目。
主人公がCDCではなく、軍の感染症研究所の所属というのがポイント。
その権限をフル活用して物理的に活躍できるため、パンデミックものに活劇要素を加えたというナイスアイデア。
ヘリでのチェイス楽しいです。
レネ・ルッソに比べてダスティン・ホフマンが歳とりすぎな気もするけど、あのスタンドプレーぶりは豪華客船号に乗り込んだ某先生を思い起こさせることもあり、妙に実在しそうなリアリティを感じました。ケヴィン・スペイシーは思いっきりキャラ作り込んでるな。
今回のウイルス騒動で陰謀説を唱えた人はみんなこの映画が頭にあったのか、それとも目の前の不条理な現実を理に落としたいという人の心の生理なのか…?
でも細菌兵器なんて、現実問題、今の世の中じゃ危なくて使えないと思うのですが。使われた時に防ぐために研究するっていうならまだわかる。
あとは専門知識がないのでよくわからないけど、アレをナニするだけでそんなにバッチリ奏功するものなんでしょうか。。
小さな町の平穏な日常が感染症によって地獄絵図に変わるというのは「復活の日」でもあったけど、あくまでハリウッド的娯楽ものなので、ちょっと甘いところがあるのは仕方ないのかな。
とはいえ王道の娯楽映画で、わかっていてもハラハラさせられ、安定のおもしろさでした。
大好物のパンデミック物
今こそ観て唸る作品
正体不明で爆発的感染力を持つウイルスの蔓延と闘う軍の医療チームのお話。
まさか、これに描かれたことと似たようなことが現実に起こるなんて、当時は誰も予測してなかっただろうなぁと思います。
感染ルートを辿る作業なんか、この新型コロナウイルスでも同じようなことがされてたんだろうなぁと想像。現実となった今、リアリティを感じながら鑑賞しました。
それにしてもこの映画といい、『24』といい、アメリカは「正義のために組織の上層部に歯向かう」という構図が好きだなぁーと思いました。『24』はまだ大統領が味方だったからよかったけど、これは大統領が真相を知らないまま、ウイルスが蔓延した村を滅ぼそうとするからな…。
さすがに、村を丸ごと滅ぼすとか、ウイルスの宿主を見つけて抗体が入手できる!という時にヘリが爆撃されそうになるとかはありえないだろうということで、-0.5だけしときます。
新型コロナウイルスも、早くワクチンや治療薬ができることを心から願います。
いい加減の積み重ね
コロナ禍真っ最中、第2波警戒とか言ってる日常。
ニューノーマルだって…なんだそれ
さて、ウィルスについて、だいぶタコ耳になっている今日この頃にこの映画をみると、ダメ、それしたらダメ、そこ触ったら家族にも移る、あー、もう貴方感染…という見方になる
ウィルスは変異するもの
と、いまは当たり前になった
だから、別に驚きがない
初動のちょっとした、人間の悪の部分があっちもこっちもで重なって大変なことになる
密輸、隠蔽、不注意、適当、なにより、やはり町医者に感染症予防法患者の診察は恐ろしい、を特に感じた
武漢の研究の死骸を市場で、説を思い出したりしちゃう
映画と日常のいまが交錯してるわ…
とりあえず、都合の良い終わり方だなぁ、と思った
あんな簡単に宿主が見つかる?
あんな簡単に抗体ができる?
あんな簡単にみんな助かる?
爆弾の話とかはどうでもいいけど、あまりにもサクサクとウィルスが退治出来てる流れが、さすが映画だなぁと思った
現実は小説より奇なり
いまは「危なり」だな
マイティーソーの美人ママ、この映画で発見
役者陣の豪華さをみると、上映当時はそこそこの映画だったのかな?
タイトルなし(ネタバレ)
ダスティンホフマンがほぼ一人で(助手はいるけど)
宿主発見から抗体を増やしたり国と対立して説得したり
数日で行うって冷静に考えるとあり得ないけど
みてる間は緊張感あり飽きずにみれました
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