愛は静けさの中にのレビュー・感想・評価
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コーダあいのうたを何回も観ていたので·····マーリー·マトリンが美しい🤩 ツンデレ演技がたまりません
コーダあいのうたでのグラマーなイケイケママ役のマーリー·マトリンが弱冠21歳でアカデミー主演女優賞を受賞した1986年制作作品。
聾学校に赴任してきたジェームス(ウィリアム・ハート)が聾学校の卒業生で清掃係として働いているサラ(25歳)に一目惚れしてしまうことから始まる。教師の他に色々な職種の経験があるジェームスは生徒に発声·発音を教える専門教員のようで、サラと付き合ううちにどうしてもサラに喋ってもらいたいと願うが、サラは頑固に喋らず、とうとうぶつかってしまう2人。マーリー·マトリンが美しいのに驚きました。ツンデレ演技もたまりません。ベッドシーンや水中ラブシーンも度々あります。
彼女が卒業後家に帰らず、学校にいる理由は母親や姉との関係がよくなかったから。しかし、母親とは結局和解する。姉のボーイフレンドたちとの過去のエピソードはなかなかショッキング。マーリー·マトリンのWikipediaでは高校教師からの性的虐待を受けた記載あり。彼女の実家は代々ユダヤ系のようです。
ウィリアム・ハートが手話での会話の彼女のパートもいちいち反復して喋るのがちょっと鬱陶しいのだが、サラが姉のボーイフレンドたちとのセフレ関係を告白するシーンでは字幕もなかったものの、コーダあいのうたでブイ先生が発表会のあとで両親に向けて間違ってしてしまう手話(指を2本立てて反対の手のひらにバンバンする)を覚えていたので、全然問題ありませんでした。日本語の手話ではどうするのかはまったく知りません😰
原作は舞台で、原題はChidrens of a lesser god. 原題のままだとわかりにくいので邦題は Good. 心から許しあえる2人に会話はいらないんでしょうね。歳の差も問題ないんでしょうね。かなり妬けます。
「おかん」
Wハート演じるジェームズのろう者の女性サラに対する大人の純愛ストーリー。
そのサラを演じるMマトリン。ジェームズの熱い想いに対する心境の変化を彼女の表情だけから読み取るのは私には正直難しかったです。それもそのはず、彼女が言葉が話せないのは演技ではなく幼少期の障害により実際耳が聞こえないんですね。その分、大袈裟ではないリアルな表現をしていたのだと思います。
そして彼女の美しさも目を見張るものがありました。当時の他の大女優たちにも負けないくらいです。さらに驚いたことに、この女優さん途中で解説を読むまで気付きませんでしたが、なんと私にとっての有数の名作「コーダ」で主演していた粗野で騒がしい家族のあの「おかん」なんですね。女優力とでも言うんでしょうか。一本とられました。
こんなサプライズも映画の楽しみの一つですよね。
人気ドラマ「サイレント」オールドアメリカンバージョン。ちょっと過激...
人気ドラマ「サイレント」オールドアメリカンバージョン。ちょっと過激(笑)
女優さん超美人、唯一の欠点はやや上向き癖があるのでちょっとしゃくれに見えてしまうこと(笑)
鑑賞後、彼女が本当の聾者と知り驚きました。
ついでに主演俳優2人のその後にも驚きました。調べない方が良かったかもしれない。
「コーダ」を見直したくなりました。
原題名を超え、救いを感じる結末であって欲しいと…
1987年のロードショー依頼の
約36年ぶりの再鑑賞。しかし、
内容については全く忘れてしまっていた。
マーリー・マトリンという女優が
この作品でアカデミー女優賞を獲得していた
ことは微かに記憶していたが、
この少し前に観た「コーダ あいのうた」の
母親役と同一人物であることを知り、
この作品のTV放映があったタイミングで
再鑑賞した。
それにしても、
原題の“CHILDREN OF A LESSER GOD”には
考えさせられる鑑賞スタートとなった。
舞台劇での翻訳では“小さな神の子ら”と
あるようなのだが、
調べると、
“劣った神のもとで生まれた子供達”とも
訳せるようだったので。
そんなタイトルバックを見せつけられては、
なんとか救いを感じる結末であって欲しい
との願いを込めた、
あたかも初めて観るかのような事態に。
異なる身体環境を乗り越えて
結ばれた二人かと思ったが、
その違う世界感を突き付けられて
一旦は別離するも、
再び愛を取り戻す。
舞台版ではアンハッピーなエンディング
とのことだが、
私には、彼女は読唇術を学び発声にも挑み、
二人の世界感を縮めるだろうとの
救いを感じるラストシーンだった。
公開は、「グッド・モーニング・バビロン!」
「プラトーン」「スタンド・バイ・ミー」
「薔薇の名前」等の名作揃いの年で、
この映画は28位に甘んじてしまったが、
新鮮な再鑑賞となった私にとっては、
最後の復縁までの流れに
物足りなさを感じる部分はあるものの、
価値観の共有を阻害する身体的バリヤーと、
愛情との間で揺れ動く二人の
繊細な思索を丁寧に描いた作品に感じた。
愛情によって心を溶かす
ウィリアムハート扮するジェームズリーズはろうあ者学校の面接を受け教師になった。学校でマーリーマトリン扮する5歳からいる問題職員のサラに出会った。ジェームズはサラに話しかけたが拒否された。
サラは美人だからかまいたくなったのかな。食事を誘ってから仲良くなれたかな。ハンディキャップの人には今までの様々な思いがあるから簡単にはいかないよね。愛情によって心を溶かす。でも大胆な行動が実を結ぶかな。同情から愛は生まれても後が大変だね。人は皆生きがいを求めて生きるからね。
結ばれる
ありきたりなラブストーリーなのかもしれないけれど、耳が聞こえる私たちの当たり前を聞こえない人たちの世界と対比しながら、お互いがわかりあうために何が必要なのか考えさせられる一本だった。ストーリーの中で教師視点、恋人視点、母親視点、生徒視点から描かれており、またプールに潜っているシーンも考えさせられた。
透明な世界!水の中で結ばれる愛
聾唖の女性、サラが精神的に傷付いた過去と向き合い、自分を取り戻していく過程が
繊細に描かれていました。
聾学校に赴任してきた教師ジェームスが
聴こえない日常から生徒を呼び覚ます!
歌を発表する場面は、1987年当時の
懐かしい音楽に思いを馳せることができました。
惹かれ合う2人の男女。
ジェームスとサラ。
ヴァイオリンが奏でる音色は、2人の距離を
縮めるように聴こえてきました。
小さな港町。
見つめ合う2人。
渚が通り抜ける時間。
自分の世界に愛する人がいつもいること
を感じさせるストーリーでした。
沈黙と音のある世界
マーリー•マトリン、美しい。
アップになると見惚れてしまう。
ウィリアム•ハート扮するジェームズが
聾学校の教師となり赴任。
彼の指導は一風変わっていて、手話と共に
読唇術を体得させ、個人差はあるが、生徒に
言葉の発声練習を出来るだけさせる学習方針。
家族を呼んでの発表会には、生徒たちが元気に歌って踊る姿を披露して家族を喜ばせていた、
そんな中、マーリー•マトソン扮するサラを目にする。かっての聾学校の卒業生。美しい容姿かつ話すと頭の回転がいい。学校で清掃業に従事している。
ジェームズは、一目惚れしたようで、美しいサラがトイレ掃除ばかりするのに我慢できない。
校長にも進言するが、本人の希望だからとあしらわれる。
サラに指導することを口実に近づこうとするジェームズ。からかうサラ。
「今まで傷ついたことは無いかい?」と聞くジェームズに、
「傷ついても胸を張って生きるの。」とサラ。
めげないジェームズにサラも心打ち解け‥‥。
一緒に暮らし始めた二人。
「子供は、耳の聞こえない子がいい。」と言うサラ。
「聞こえる方がいい。生まれたらどっちでもいい。」と
ジェームズ。
「手と口が疲れた。休憩する。バッハを聴くよ。」
と聴き始めるが、サラが一緒に聴いていない、聴けないことに落ち着かず、
「君が聴けないものは楽しめない。」と聴くのを止める。
校長仲間とのポーカーにサラを連れて行っても初心者と思えないカード切りや勝負強さで一人勝ち。
しかし、日が経つ中、ジェームズの希望通りの生活を送るサラに心の変化が生じる。
聾者で頭脳明晰で社会でバリバリと活躍する人との集まりで、皆手話で会話する中、初め生き生きしていたサラが打ち沈み、考え込んでいた。ジェームズがしつこく問いただすうち、二人の違いから諍いとなりサラが出て行く。
私もだが、耳の聞こえる者は、その世界での尺度で物事を見て考える。ジェームズも。
しかし、サラのように耳の聞こえない者は、その沈黙が当たり前でありそこでの意思疎通は、その世界の者のやり方がある。
ジェームズがサラに聞こえる者の世界のやり方を押し付けた形となり、サラが息苦しくなったのだ。
サラは母親の家に身を寄せ働いて大学を目指している、と母親から聞いたジェームズ。
自由にさせるべきだと帰るが。
学校の発表会、驚くことに、サラが来ていた。会いたい❤️から、と。
色々思う事はあるが、やはり二人離れては暮らせない、と再認識した。
今後の事はまたゆっくり話し合い、双方の納得がいくように。
[思ったことなど]
①サラが、「傷ついても胸を張って生きるの。」•••いっぱいあった事でしょう。しかし、強く❣️強く❣️
②「子供は、耳の聞こえない子がいいい。」
••••自分と同じでないと子育てが不安なのでしょう。ここで身体の違いを考えました。
⓷離れて暮らせない程愛し合っている二人。
身体の違いによる意思伝達の方法や趣味など違うことはあるけれど、お互い歩み寄り相手に合わせてもいきこれからも仲良く過ごしていくでしょう。
∞ 結ばれる
一生懸命に分かりあおうと努力する姿が、無骨だけれども、健気。
雨と風の音がやがて、透明感たっぷりのストリングスに変わって、映画が始まる。
そして、ストリングスと波の音が闇の静寂に、二人をコーティングして、結ばれて終わる。
バッハのヴァイオリン協奏曲が二人の隔たりを埋める効果になっていると感じた。
僕は素晴らしいストーリーだと思う。ビデオテープが擦り切れる位見た。
追記 ボディソニックを駆使すればろうあの方でも音楽を味わえるンじゃないかなぁ。
手話を世界共通すれば、良いと思うんだが。
何度見たか忘れたが、本日は旧国営放送を知り合いに録画してもらって見た。我が家にはチューナーがないので。
ダメ元でラストに奇跡を期待をした
静かに感動する映画である。最後、何か奇跡でも起こるような期待を持っていたが、それはなかった。ただ、もし奇跡があったなら、この映画の良さをぶち壊していたかもしれない。
なお、この美人女優は実際にも聴覚障害者であるようだ。
マーリー・マトリン
この監督は初めて見る方で、ストーリー的にはまあまあ普通って感じでした。ただ、なんと言っても主役のマーリー・マトリン がよかったです。
ウイリアム・ハートも脂が乗って、引っ張りだこの時期だったと記憶しています。
マーリー・マトリンの演技が素晴らしく、かわいい。 手話の部分を健聴...
マーリー・マトリンの演技が素晴らしく、かわいい。
手話の部分を健聴者が訳していたことが引っかかった。手話で通じてるんだから、その部分は手話に字幕をかけてくれれば良かったのでは?
障害について、差別とはどうすることなのか、どういう風にすればフラットな付き合い方になるのか考えさせられる映画だった。
1回目は自分で観てかなり気に入ったんだけど、大学の英語の先生もこの...
1回目は自分で観てかなり気に入ったんだけど、大学の英語の先生もこの映画を気に入っていて、授業中に何度も観せられたことで、やや幻滅という、映画の内容とは全く関係のない理由でマイナス5点。
多分、日比谷のみゆき座?で封切り時に鑑賞。 25年ぶりに、2023...
多分、日比谷のみゆき座?で封切り時に鑑賞。
25年ぶりに、2023年9月にNHKBSで視聴♪
すっかり忘れていたストーリー。終わり方が良かった。
最近では「CODA」に出ているマーリ・マトリン、髪の色が違うので、別人みたい。両人美しい。
「CODA」と同じセリフか演出を発見して、オーッと思ったが、正確な内容をあとで確認してみよっと♪
人間関係における迷惑論
'たとえ傷付いても、もう 身を縮めない'
聾唖者と健常者の恋物語ではあるが、人が人と関わるということについての物語でもある。
有機的に繋がっている社会において、傷付け、傷付くことなく生きていくことはできない。人は皆違う物語を背負っていて、個々が対峙するとき、摩擦が生じてしまうもの。迷惑をかけあいながら、より良い方向を探っていくしかない。
題材勝ちな部分はあるが、多数派のマイノリティーに対するモノの見方、自身の見方と照らし合わせ考えました。
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